くさまです。

 

台風21号が関西を襲った翌日、北海道を震度7の地震が襲いました。亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆さん関係者にお見舞い申し上げます。

 

今年になって、2月の豪雪、島根県西部地震、大阪府北部地震、7月西日本豪雨、猛暑、台風、そして今回の北海道地震。日本はずっと大規模な災害に見舞われています。

 

いつ、横浜に来てもおかしくないです。前回のブログでも書きましたが、行政の即時対応力は限界があるので、これは他人任せではなく、自分で備えるしかありません。それぞれ個人としては、自分と家族のことだけ考えて、災害が起きてもどうにか暮らせるような備えをお願いします。

 

今回の北海道地震で驚いたのは停電です。295万戸が停電したとのことですが、現場はかなり混乱をしたと思います。以前より指摘しているように、都筑区の大きなリスクの1つは、下水管破損もしくは停電による断水によっておこるトイレの問題ですが、twitterなどで検索してみるとやはり札幌市のマンションでも皆さん大変苦しんでいます。

 

 9月6日
札幌、停電のままです。 マンションは停電だと水が出ないのでトイレが困ってます。 先ほど最寄りの公園に、2回ほど水をくみに行きました。 それと、少し前までスマホの電波が出ませんでしたので、ネットがつながらず、ツイートもできませんでした。 ラジオが、たよりです

 

「わかっちゃいるけどやっていない」トイレパックの備蓄を重ねてお願いしたいと思います。

 

また、今回大規模停電が起こりましたが、大変厳しい環境の中で、病院関係など、停電による震災関連死が大変気になっています。

 

テレビを見てみると、376の病院が停電(自家発対応含む)、86の病院で水が使えないということで、透析の方や、重病・急病の方などの安否が心配されます。

 

このリスクは横浜でも同様です。

 

このリスクを回避するためには、自家発電の設置しかありませんが、議員立法した災害時自助・共助推進条例では、自家発電、緊急電源の設置義務などの規定がありません。少なくとも、病院やある程度の規模の公共施設には自家発、緊急電源の設置義務を課していく検討も必要だと考えています。

 

北海道の教訓も必ず学び活かしていかなければなりません。