くさまです。

 

今日も本当に暑かったです。気象庁の横浜最高気温は33℃でしたが、それ以上に感じました。

 

具合が悪くなるような暑さで、僕のような発汗族でも、もう汗なんてどうでもいいやと思ってしまうくらいの暑さですが、また明日は今日より暑い予報です。

 

トランプ大統領が「温暖化はどこだ?」と言ってパリ協定から離脱しましたが、地域でも世界でも今年の暑さを経験した皆さんなら、こりゃどうにかしなきゃいけないと思うのが普通だと思います。

 

先日、神奈川新聞の記者の方が僕に統合型リゾートIRの取材に来られましたが(メディアの方はカジノと言います)、正直、僕は温暖化対策の委員会の委員長として、IRでもカジノでも、そっちの問題より、この暑さを象徴とする気候変動をどうにかしなければならないと申し上げました。

 

昨年の市長選挙からずっとお話しさせていただいておるのですが、僕は全くギャンブルやらないので、どう考えても今の市政の重要課題や市長選の争点はカジノやIRではなく、温暖化対策だと思います。

 

そりゃずるいよ、争点ぼかすなよ、みたいなことを多数の方から言われましたが、温暖化に伴う気候変動に危機を感じて、2013年からずっと水素エネルギーを地道にやってる身としては、世界がこんな状況の中で、気候変動や温暖化対策を優先事項としてあげないほうがおかしいと思います。

 

これ、僕の娘の時代にはどんだけ暑くなるのでしょうか?

 

学校にクーラーをつけろとかそういうレベルでなく、そもそも歩いて登下校できないレベルになるのではないでしょうか?野球やサッカーなどの屋外競技はこれからもできるのでしょうか?子供は外で遊べるのでしょうか?では公園に全て屋根をつけなければならないのでしょうか?暑すぎて鳥は卵を産むのでしょうか?高齢者が過去最大搬送されていますが、救急車があと何台あったら足りるのでしょうか?都市農業は大丈夫なのでしょうか?管路や道路のインフラはこの暑さに耐えられるのでしょうか?

 

これら問題のどれをとっても、市政の重要課題です。

 

気候変動によってどんだけお金がかかり、それだけの損失が出るか、しかも人命にかかわっています。

 

次の市会議員選挙の争点は、明らかに温暖化対策でしょう。 僕らがどれだけ本気になれるかで、日本の、そして世界の未来が変わってきます。

 

横浜市の温暖化対策本部は「カーボンゼロ宣言」をし、今世紀後半の早い時期における温暖化ガス排出量ゼロを目指す方針を決めました。

 

各会派、各議員が「どうせ横浜で取り組んでも無理だ」と思った時点で、もう世界は終わりです。

 

横浜の水素エネルギー政策が中国はじめ世界を動かしているように、基礎自治体である、生活の現場である僕らがこの問題を諦めては絶対にならないと思います。

 

僕らの子供たちから、「あんたらが本気で議論しなかったから、対策しなかったからこんな世界になったんだ」と言われないように、取り組んでいきたいと思います。