くさまです。

 

怒涛の中国水素出張から戻りました。昨年の11月に、上海市政府に申し出て、水素エネルギー社会のプレゼンをしてから約半年。横浜市上海市事務所も水素の上海市政府への刺さり具合と、その可能性を大いに感じて、上海市が総力を挙げて開催するイベントに、日本初、水素のブースとセミナー、プレゼンというフルコースでぶち上げてきました。

 

ポイントは、①第6回中国(上海)国際技術輸出入交易会における水素をテーマとした横浜市の参加は大成功。 ②中国の水素エネルギーの取り組みが急加速してきたこと。 です。中国が動けば世界が動く。横浜の一手が世界的なインパクトを与えたと確信しています。

 

上交会オープニング・ラウンドテーブルに参加。中国語と英語のみ。

 

テーマはイノベーション。だから水素でコラボレーティブイノベーション。

 

ノルウェーのオスロ市長、中国の元WTO主席交渉官からは「良いこと言った」と褒められました。

 

上交会は中国政府、上海市政府の共催。

 

話の中心はやはりAI。基調講演はUCバークレイのラッセル教授。

 

上交会の会場は2010年万博の跡地にある上海世博展覧館。

 

入口には横浜上海45周年のバナーも!すごい!

 

横浜ブースで上海総領事、タツノの龍野社長、横浜関係者。

 

水素をテーマにした横浜ブース

 

中国の神龍社のFCバスにアネスト岩田のコンプレッサーを搭載。

まさにコラボレーティブイノベーション。

 

上海市の李強書記。総領事でも会ったことない人が横浜ブースに。

http://m.chinabuses.com/news/7/article_83240.html?from=singlemessage

 

東芝さんもパネル参加。

 

世界初の水素市役所として中国で有名になりました。

 

ハマウィングもちゃんと回ります。

 

隣のノルウェーオスロブースを圧倒。

 

上海のFCVも展示されてました。

 

中国政府科学技術部のブースはAI一色。

 

自動運転車メーカー多すぎ!

 

横浜市主催の横浜上海水素セミナーは立ち見が出るほど大人気。

 

中国で水素セミナーを開く自治体は横浜が初めてです。

 

中国の研究者からは、習主席の「中国を燃料電池大国にする」という言葉が。

 

横浜市役所が答えられなかった質問を僕が回答。

 

横浜市上海事務所が尽力して、横浜企業と中国企業がコラボレーションしたFCバスを展示できたのは、歴史的なことだったと思います。

 

中国では、上海にFCトラックが500台納入されたり、FCバスが50台単位で各地に導入されたり、そもそも上海は2020年までにFCVを3000台普及させる計画を立てたり、昨年2017年から国レベルと地方レベル共にどんどん動きが出てきました。

 

中国で水素が動き出している」という情報はあまり日本には入ってきていませんが、今回同行した企業の皆さんやメディアの皆さんは、この動きを痛切に感じられたと思います。

 

また、現時点で世界一レベルの横浜の水素の取り組みが、今回特に大きなインパクトをもたらすことができました。「横浜が本気になれば世界を変えられる」と今回の関係者の皆さんは思うことができたのではないでしょうか。

 

意識ある世界の自治体がコラボして温暖化を止める。今回の上交会では、その可能性とポテンシャルを確信できました。