くさまです。

 

毎日早朝から深夜まで選挙モードです。睡眠不足が続いていますが、やるしかない!

 

さて、昨年から関東学院大学で非常勤講師として週一で担当しているKGUかながわ学(政治)。

 

第1回目講義のアンケートで、18歳から23歳まで、160人の受講生の選挙の投票率が28%と低く、またアンケートの中には「投票の仕方が分からない」という答えもあったので、横浜市選管のご協力も頂き、講義の中で衆議院選挙の模擬投票を行いました。

 

小選挙区と比例代表の2つの投票を実際の投票箱で行います。

 

開票して公表したら違法だそうで、結果は選挙後に講義で発表します。

 

記載台も借りてきました。

 

投票立会人、投票事務従事者も学生内からやってもらいました。

 

投票した学生にアンケートに協力してもらいました。アンケートの母数は163です(ちなみに模擬投票の投票数は175)。

 

1、衆議院選挙に行きますか?  

はい → 68%(111票)  

前回のアンケートでは28%だったので、今回の衆議院選挙の概要説明と模擬投票で投票意欲を増してくれたのではないかと思います。

 

2、今回の選挙が政権選択選挙だと思いますか?  

はい 34%  いいえ 19%  わからない 47%

「わからない」と答えた学生多かったです。

 

3.何の情報を基に模擬投票で投票しましたか? 

1位 テレビ番組からの情報 29%

1位 なんとなくのイメージ 29%  同数

3位 新聞 5%

候補者や政党のウェブサイトと答えた学生は思った以上に少なかったです。やはりテレビの影響は大きいです。

 

4. どのテーマに最も関心がありますか?

1位 少子高齢社会   21%

2位 北朝鮮問題     20%

3位 憲法改正        11%

やはり、これからの将来に不安を持っている、潜在的に持っている学生は多いと感じました。だからこそ、選挙に行って若者の投票率を上げましょうと伝えました。

 

この模擬投票をやっても3割の学生は、まだ「投票に行かない」と答えましたが、1つの大きな理由が、住民票を移していないことでした。

 

だからといって不在者投票するかといえば、宣誓書の手続きがアナログすぎで、郵送か手渡しでは、なかなかこの時代に学生の皆さんやらないと思います。

 

是非、不在者投票の手続きはマイナンバーも活用しながらのネット手続きに改革したいです。すくなくともメールで申請できるようにしたいです。