くさまです。

 

2019年の第7回アフリカ開発会議開催を前に、様々なプロジェクトが動いています。

 

今日は、西アフリカ・コートジボワールの経済中心地で実質的な首都・アビジャン自治区(人口約600万人)から、マンべ知事以下皆さんが来浜し、横浜市とアビジャン自治区との交流協力共同声明を署名・発表しました。

 

 

 

 

 

 

なぜコートジボワール?なぜアビジャン?という話ですが、そもそもはコートジボワールの旧宗主国、フランスと日本とで結ばれた日仏アフリカ計画で、コートジボワールの発展を日本とフランスが共同で支えていこうとするもので、その自治体間の取組として横浜に白羽の矢が当たりました。

 

横浜はフランス・リヨン市との姉妹都市提携があるのに加えて、駐日コートジボワール全権大使のウェア閣下と僕ら横浜アフリカ議連はかなり親密にお付き合いをさせていただいており、なんとウェア大使はFマリノスのファンです。

 

2014FIFAワールドカップ、横浜で行われたVSコートジボワール戦のパブリックビューイングではウェア大使の胸にマリノスバッジが光ります。

 

今まで何回も日産スタジアムにお越しいただいています(左から4番目)

 

今日の記者会見では、マンべ知事から「大使からの強い声もあり」という発言もありました。企業でも学校でもそうだと思いますが、物事を進めるうえで、人間関係は非常に重要で、この局面で、個人と向き合う議員外交はかなりの威力を発揮します。

 

といいつつ、実際問題、コートジボワールは遠いです。アビジャンにはトランジットで寄った経験がありますが、直線距離で約1万4000キロ。日本からの直行便はありませんので、例えばトルコ経由で行ったとしてもトランジット含め30時間かかります。

 

アビジャンで横浜が何ができるのか。先方からの要望は多方面で大きいのですが、まさにフロンティアといった感じで、Y-PORT参加企業も尻込みすると思います。

 

ただし、今回の交流声明を含め、成長著しいアビジャンが日本で結んだ初めての提携先は横浜です。

 

ちょっと昔と比べた今のベトナムやタイの発展を考えても、21世紀におけるコートジボワールの発展が、奴隷制度時代の遅れを取り戻すように、すごい勢いで進むことは恐らく確信的です。

 

ですので、今の世代の為というよりも、このアドバンテージを次の世代の財産として活かしていく責任が僕らにはあります。

 

コートジボワールでいっちょやってやる!くらいのフロンティア精神がなくては、この国の未来は無いと思います。ですので、まずは僕ら議員連盟ができることを早急にやっていきたいと思います。

 

つまり、行くしかないということです。