くさまです。

 

子どもたちの夏休みも終わりましたが、夏バテ気味の草間です。

 

この夏の横浜を振り返れば、やはり一番印象的だったのは、お盆休みの間、8月9日から15日までみなとみらいで開催された「ピカチュウだけじゃない ピカチュウ大量発生チュウ!」だったのではないでしょうか。

 

ポケモンGO、横浜みなとみらいのイベントで200万人以上が1億2000万匹以上ゲット ITmedia-2017/08/15

 「Pokemon GO(ポケモンGO)」を運営する米Nianticは、横浜みなとみらいエリアで8月9日から15日まで開催されたポケモン社主催のイベント「ピカチュウだけじゃない ピカチュウ大量発生チュウ!」に200万人以上のトレーナーが集まり、1億2000万匹以上のポケモンが捕まえられ、そのうち1500万匹以上がピカチュウだったと発表した。


 「ピカチュウだけじゃない ピカチュウ大量発生チュウ!」は、人気ポケモンの「ピカチュウ」が横浜みなとみらいエリアをジャックするイベント。横浜市とポケモン社が協力して開催し、期間中は街のあちこちにピカチュウのデコレーションが施され、1500匹以上のピカチュウが登場し、無料のショーやパレード、グリーディングなどが行われた。


 同イベント内では、ポケモン社と米Nianticが共同でポケモンGOのイベントも実施。普段は欧州限定の「バリヤード」をはじめ珍しいポケモンが多数発生する「Pokemon GO PARK」と、抽選参加形式のイベント「Pokemon GO STADIUM」が開催された。

 

僕は期間中まだ仕事だったのですが、議員になってから7年目でこんなに横浜中心部に人が集まったのを初めて経験しました。

 

日本大通のパレード。もはやピカチュウは観れず。

 

第3京浜からみなとみらいまで、たまにある事故渋滞以上の渋滞が続きました。

 

横浜市も主催者も各方面からこの混乱ぶりを指摘されたと認めていますが、みなとみらいに6日間で200万人来るとこんなになるのかということを、実感することができました。

 

また、これだけの外国人観光客をみなとみらいで見たことも初めてでした。「Pikachu Outbreak」とも表現され、海外メディアやSNSでYokohamaが大拡散されました。Yokohamaがこれだけ拡散される機会も議員としては初めて見ました。恐らくFIFAクラブワールドカップよりもYokohamaの露出や拡散は多いのではないでしょうか。

 

 

今回、横浜市側で担当したのは文化観光局ですので、まずはこのイベントの効果をしっかり外部で評価する必要があると思います。特にSNSによる拡散は当初から目論んだところだと思いますので、#Yokohamaがどれだけ拡散したのかしっかり検証しなければなりません。

 

ピカチュウとのコラボは横浜市の共創推進室でも進めたと思いますが、今回これだけ大混乱しても、当初からの狙いであるオリンピック・パラリンピックに向けた「キャラクターの魅力で街に賑わいを」という政策目標に対し、どれだけのインパクトと費用対効果があったということを重要視するべきです。

 

僕も渋滞に何度も巻き込まれたし、ピカチュウもそれほど好きではないというか、個人的には嗜好が違いますが、様々な声があったからと言って、大きな怪我人や事故報告もなく、効果的なイベントを縮小するのではなく、いかにスムーズに運営していくか、そしてレベルアップしていくかを考えないともったいないですし、政策評価的な視点からみれば、かなりのいい事業だと思います。

 

これで東京や他都市にもっていかれたら全く意味がありません。

 

来年も期待しています!