くさまです。

 

昨日は自民党所属横浜市会議員12名で、都筑にある横浜市立中川西中学校を視察しました。

 

 

中川西中学校は文部科学省のキャリア教育優良学校としても表彰されていますが、僕らの視察の目的は、中学校1年生で英語の教科書を5回繰り返し学習する5ラウンドの取組みと、不登校児0を目指す特別支援学級です。

 

5ラウンドは横浜市教育委員会の指導主事の先生が「生徒が英語嫌いにならないように」編み出した指導方法で、リスニングとスピーキングが中心で、とにかく英語を浴びせまくって、かつ話をさせまくります。

 

中1の英語を思い出してほしいのですが、this is a pen で始まる文法指導で嫌になってしまう人も多かったのではないでしょうか。この指導方法ではそんなことは全く教えず、まずはどんどん英語をきいて喋るところから始まります。「これなら勉強したい」とうちの先輩議員もいうほど、生徒も楽しく勉強しています。中1なのにかなりしゃべっていました。

 

浴びせまくって、しゃべらせまくった後に文法や試験問題などの勉強をするので、いわば帰国子女状態です。5アウンド導入後、中川西中では中学卒業時に英検準2級を目指します。結果が楽しみです。繰り返しになりますが、公立学校で、公立学校の日本人先生が指導しています。

 

また、特別支援学級の取り組みは、僕ら自民党として非常に重要でした。

 

どうやったら不登校児を減らせるか、大人の理屈でなく、生徒の視点に立った取組を視ることが出来ました。

 

この問題はまた違うときに詳しく書きますが、横浜市の公立中学校で、特に特別な予算措置もなく、特別学級を運用することで不登校児を0にする取り組みは、今後の特別支援教育のありかたに大きなインパクトを与えます。

 

どの学校でもやる気になればできるんだという普遍性が重要です。

 

また詳述します。