くさまです。
 
昨日は僕の後援会青年部の研修で横須賀に行ってきました。2月8日と言えば、113年前の1904年、日本海軍がロシアの旅順艦隊に奇襲攻撃をしかけた日、つまり日露戦争が開戦した日に当たります。
 
戦艦三笠と東郷元帥(薩摩出身)。
 
米軍横須賀司令部に掲げられている歴代横須賀鎮守府司令長官の写真。
 
日本海海戦が翌年1905年の5月で、ポーツマス条約を締結したのが9月。当時の日本が、大国ロシア相手に勝利したのは勿論、1年間以上も戦争を続けたことが信じられません。戦争を賛美するものでは絶対にありませんが、国民の相当な精神力がなければこんなに長く戦い続けられません。
 
実は横須賀に行ったその足で鹿児島に行ってきました。日露戦争の英雄、東郷元帥も、大山元帥も鹿児島出身です。
 
鹿児島市がつくった維新ふるさと館で「薩摩スチューデント、西へ」というドラマを社会科授業に来ていた鹿児島市内の小学生と一緒に見てきましたが、まさにこの薩摩の当時の精神、幕末の日本をいかに列強の植民地主義から守るために、1人1人の個人がいかに努力をしたかというメッセージが込められていました。
 
この「ふるさと館」を鹿児島市が小中学校の教育に用いている意義は大変大きいと思います。なぜ自分たちは学校で学問を学ぶのか、なぜ歴史が大事なのか、なぜ世界を知ることが大事なのか、東京からはるか離れた鹿児島から日本を変えていった先人の思いを現代でも子どもたちが照らし合わせて、よし自分も!と思ってくれたらしめたものですし、思わなくても、これが鹿児島の、薩摩の普通なんだと感じさせるだけで、意義深いと思います。
 
ちなみに僕は西郷さんより大久保利通の影響が強いです。大久保の座右の銘である「為政清明」を僕も目指しています。
 
小さく利権がらみの政治ゲームなんてやってる場合じゃない、先人の皆さんに顔向けできる政治をしなければならないと、改めて思った「薩摩」弾丸研修でした。