くさまです。

 

今日は1日本会議の一般質問。上程された議案以外の市政一般について、各会派から市長に質問ができる本会議です。

 

 

原発避難者のいじめ問題、オリンピック・パラリンピック(特にバレーの会場)、貧困対策、都市緑化フェア、瀬谷の花博誘致、災害対策、様々な質問が賛成・反対の立場から出ましたが、やはり一番の注目はカジノを含むIR(統合型リゾート)の横浜への導入(誘致)を市長が明言したことです。

 

IRについては、商工会議所や僕が所属する横浜青年会議所でも横浜経済人会議などを通じて横浜市へのIRの誘致がここ5年間くらいずっと進言されてきましたが、議会においても昨年来、超党派での勉強会を続け、僕は参加できなかったのですが、シンガポールへのIR視察も実施されました。

 

MICE都市として、経済や観光の起爆剤としてのIRの有効性を超党派で確認してきましたが、国会がああいう状態だと、地方にも影響してしまうので、民進党のIRに熱心な皆さんも態度を変えなければなりません。

 

ここで、当然議論はそのリスクに及びます。536万人のギャンブル依存患者がいる中でカジノとは何事だという議論。今日もありましたが、待ってました!

 

前にも書きましたが、僕はギャンブルが嫌いです。特に子育て中心地、センター南の駅前にパチンコビルができたときには悔しくて仕方なかったのですが、そもそも536万人のギャンブル依存症患者のほとんどはパチンコによるものです。

 

横浜市内をみてみてください。駅前、パチンコだらけじゃないですか。場外馬券場も含め、既に横浜市内はギャンブルに侵されており、僕ら都筑でも、パチンコ進出に対して法的に止める手立てはありませんでしたし、入場制限なく、駅前で、堂々とギャンブルができる環境に今あるわけです。

 

今ぼくらが議論しているカジノを含んだ統合型リゾート(IR)におけるカジノは、どうやらかなり厳格な入場規制をする方向です。カジノは規制されて、同じギャンブルのパチンコなどが規制されないのはおかしいでしょう。当然並行してパチンコなどのギャンブル規制の議論がスタートできるわけです。

 

生活の場でない、統合型リゾートの中にあるカジノと、子育ての街の入口にあるパチンコ、どちらが問題か、皆さんならどう考えますでしょうか??やっとギャンブル規制の議論ができることについてもIRの導入は意義があると思います。