くさまです。

 

いよいよ今年も残り1か月になりましたが、議会では明日から市会第4回定例会が開催されます。

 

 

よく誤解されるのですが、11月30日から12月20日の約20日間、これを年に4回やって議員は仕事しているのかと言われます。

 

全くそうではなく、毎日のように議会に登庁していますが、住民代表である市長、そして市長以下の横浜市幹部と、同じく住民代表である議員がすべて参加する議会(本会議、常任委員会、特別委員会)が定例的に開催されるのが年4回の決められた会期ということで、例えば委員会などは会期外でもよく開催されます。

 

よく本会議が学芸会だと批判されますが、民主主義において重要なのは、住民代表である市長と、18区から選出される同じく住民代表である議員がすべて集まり、質疑や答弁、討論、そして採決を行うことで、372万横浜市民の公論の形成を行うことです。

 

セレモニーチックかもしれませんが、個人的な考えを言わせてもらえば、それが民主主義の象徴であると思います。

 

メディアでおおきく取り上げられたいじめの問題は、教育担当の常任委員会で扱われ、僕は所属が違うのですが、議会開会前から多くの議員がこの問題を取り上げています。公論の形成を行う議会がこのいじめの問題をどう扱うのか、個人的にも大きな関心があります。

 

議会だって言って関内ばかり行って都筑のこともやってよという声もたまにいただきます。都筑区、そして市内18の行政区には議会がありません。僕の机一つ、都筑区役所内にはありません。よって都筑区の問題も横浜市会で取り上げなければいけません。駅前土地問題など、都筑のことを議論するのに横浜市会までいくのです。

 

大阪では総合区制度の議論が本格化してきました。人口減少時代を勝ち抜くためには危機感あふれる中での各区の創意工夫が不可欠ですが、横浜市役所にお伺いを立てなければ、予算面でも制度面でも権限面でも誰も本気で長期的な都筑の課題に取り組めない制度自体が問題だと思います。ニュータウンを抱える都筑区にとってこれは本当に死活問題です。

 

大阪の動きをしっかり見ていきたいと思います。