くさまです。

 

都筑区のセンター北では弥生時代中期の大規模な集落遺跡である国指定の「大塚・歳勝土遺跡」があります。

 

竪穴式住居も復元されていて、一帯が都市公園(歴史公園)として管理されているのですが、普段は社会科学習の子供たち以外、のんびりできるところなのですが、あまり人はいません。竪穴式住居も老朽化して屋根などが見た目危なげです。

 

先日、議会の勉強会で国土交通省の審議官を招いてこれからの公園の在り方について話しましたが、まさに、これからの公園管理の在り方に一石を投じるようなイベントがこの遺跡公園で開催されました。2000年前の遺跡で現代のオーガニックマルシェをやっちゃうという、『「遺跡オーガニックマルシェ」~古代の知恵を知る~』です。

 

竪穴式住居のとなりに怪しいオブジェが。

 

中では映画を上映。

 

竪穴式住居の前でオーガニックなものを販売。

 

この人、どう考えてもリアルなシェフでしょ!

 

遺跡公園らしからぬお洒落な雰囲気。

 

すごい人!しかも雰囲気いちいちおしゃれ!

 

となりの民家園もすごいことに。

 

主催されたのは、都筑民家園を管理運営するNPOの皆さん。2000年前の暮らしは本当の意味でのオーガニックだからこそ、現代のオーガニックとのコラボということでオーガニックマルシェ。

 

このコンセプトがとってもいいし、店やキッチンカーも厳選されたオーガニックの店なので、遺跡とのマリアージュが直に来ます。正直感動しました。

 

こういった遺跡公園の使い方は初めてだったのですが、議会で主に区民ホールなどで提案している文化的コモンズを公園管理の面で感じました。管理者としての単なる公園管理ではなく、様々なステークホルダーとともに新たな価値を創造していく公園管理へ

 

このような取組をどんどん進化させていって頂きたいと思いますし、それができるんだという可能性を見せてくれたイベントでした。素晴らしい。