くさまです。

2日前になりますが、道志水源林100周年事業のメインとして、道志村で両自治体の首長・議長出席の下、式典が開催されました。

今年は、大正5年に横浜市が山梨県道志村から水源林を購入してから100年にあたります。その水源林の規模が半端なく、なんと僕ら都筑区とほぼ同じ面積、約2800ヘクタールの水源林を、当時の横浜市の年間予算の2割の額で購入しました。

今の額で換算すると750億円程度。新市庁舎の予算みたいな感じですが、当時の議員の皆さんもよく踏み込んだものだと、それだけ水の確保が重要な時代だったのだとも思いますが、それからの交流が100年経っても途絶えない。宮ケ瀬ダムができてこれだけ水が潤沢な横浜市になっても、「もう道志はいいや」とならない、水源の価値と先人の皆さんの努力を心から尊敬します。


道志の水源。水道飲むときはこれを是非イメージして。


水源の森100選。100選もある日本がすごい!


源流の森。誰でも入れます。


記念式典で道志村の議会の皆さんと。


横浜市の助成もあり、道志中学校は木材利用が進みました。


横浜の学校でも道志木材使えば、それだけで間伐不足の心配はなくなります。


横浜に流出しないでね。という道志の大人の思い。


水源を守ってくれてる道志村。道志村を予算で支える横浜市。


道の駅で除幕式。


「飲水思源」金澤翔子さんの書。しきだ県議のご紹介です。


道の駅でヨコハマヒザクラの植樹。なぜか僕も。

絶対なものがないこの世の中で、道志と横浜の関係は1世紀を超え、これからの世紀はどうなるか。

道志の取り組み1つをみても、水道のあり方は僕らにとって大変重要な問題で、日本で最大の基礎自治体として、いかにこの豊かな水の環境を次の世代に残せるか。当たり前のことが当たり前でなくなる前に、その時代に生きるものとして、最善の努力をしていきたいと思います。