くさまです。

参議院選挙直前で、今日はずっとその関係で動いています。ちょっと曇っていますが、今週末、特に昨日は夏のようにいい天気に恵まれました。

天気がいいのはいいのですが、梅雨なのに雨が降らず、利根川水系は早くも水不足が心配され、16日から10%の取水制限も始まりました。



横浜や都筑は大丈夫?ということなのですが、横浜市が水源として利用している神奈川県内4湖(相模湖、津久井湖、丹沢湖、宮ケ瀬湖)の合計貯水率は、6月18日現在 93%(速報値)で、全く問題ありません



神奈川県内の貯水率はこの神奈川県のウェブサイトから確認できます↓

http://kanagawa-dam.jp/web_data/news_mizugame.html
横浜の場合は熱中症の方が怖いですからどんどん飲んでください。

水を無駄にするなというご意見も多くいただきますが、実は横浜はまだいいのですが、全国的な傾向として、人口減による水道利用の減少とそれに伴う水道料金収入の減少が基で、水道料金が全国的に値上がりしています。このままでは水道事業が維持できないという自治体が増えているのです。

朝日新聞:水道代 地域格差10倍 老朽化・人口減 各地で値上げ
http://www.asahi.com/articles/ASH8Y41JTH8YULZU001.html

僕は最年少の議員として、この問題に当選直後から取り組んできました。「メンテナンス世代」である僕らの世代以下を「値上げ世代」にしてしまうことは、やってらんない感からの社会の不安定と悪循環を招いてしまいます。

今回、水道委員会に入らせていただいたのも、まさにそこの危機意識で、「料金体系の見直し」が中期ビジョンに入っていますが、本当に値上げをしなければならないのか、もっとやることがあるのではないか。最初の委員会からハイギアで議論を始めています。

是非皆さんには、この水不足問題を機に、かけがえのない命のインフラである水道インフラとその未来に関心を寄せていただきたいと思います。