くさまです。

今日は自民党横浜市連の時局講演会があり、稲田朋美政調会長をお呼びして「伝統と創造」というテーマでお話しいただき、僕は政調副会長として司会をさせていただきました。



その後、議会に戻りまして、自民党政令市議会の女性地方議員で構成される「なでしこの会」の勉強会に参加させていただきました。

自民党には、こういった女性だけの強力な組織が存在します。ちなみに会長は僕が秘書時代から大変お世話になっております、川崎市議会の吉沢先生です。





テーマは「女性活躍の課題整理と横浜市の取組」、講師は先月まで男女共同参画担当理事で、今は旭区長に就任された池戸区長。

市民局から政策局に移った男女共同参画担当課ですが、やはり政策局に移ったことは他の自治体でも大きな関心を持ってみていただいており、「なでしこの会」の議員の皆さんもそこを大変注目していました。

今日は、自民党青年局の一員としてこの勉強会に参加させていただきましたが、正直、池戸さんをはじめ、横浜市の男女共同参画施策の話をちゃんと聞くのは初めてで、1時間の予定が1時間半くらい熱をこめてお話しいただきましたが、正直多くのご示唆をいただき、まだまだ女性活躍は足りないなと思いました。「もったいない」というワードも多く出てきましたが、少子高齢社会においては、やはりここは避けて通れません。無理ない政策だと思います。

多くのご意見があるようですが、横浜市のアファーメイティブアクションもある程度必要だなと思いました。人事部は大変だと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいです。

最後、司会の輿石議員からなぜか僕にマイクが回ってきて、最年少議員としての意見を聞かれました。じゃあと思って、女性議員と女性管理職がどんと前に座っている前で、組織において女性管理職が増えるのは大歓迎ですが、これは僕の偏見かもしれませんが「好き・嫌い」という生理的なところで仕事や部下対応をしないでほしいというエピソードをあえて問題提起でさせていただきました。

ルイヴィトンに勤めていた東京都議会のおときた議員も一緒にやった講演で話されてましたが、これももちろん男というか僕の偏見かもしれませんが、男性は「生理的に嫌い」という言葉をあまり使わないと思いますが、自分が気に食わない、もしくはきらいな相手でも、言ってることが正しければ、「あいつは嫌いだけど言ってことは正しい」と自分の中で呑み込めたり、挽回するチャンスは多くあるような気がします。

一方、僕の経験上、女性に多そうなのが、相手を嫌いになると、その相手がどんなにいいこと言っても話を聞いてくれなかったり、よく聞く「この人、生理的に無理」という考え方は、部下としては結構つらいのではないかという話をあえてさせていただき、会場からは一定の同意とかなりのひんしゅくを買いました。

もちろん、男でもそういう上司はいますが、僕が言いたかったのは、もうあえて、男女共同参画はこういう正面きった議論をしていくフェーズに入っていったのではないかということです。パワハラや差別発言ギリギリのところの議論というのは、文化を変えていく意味で言うとかなり重要だと思います。

男女共同参画や女性の社会進出はまさに理解から行動へ移す待ったなしの状況です。こういった局面では、もっと平場で感情論的な議論もしていいと思います。特に、アファーメイティブ的な施策をやっていくときには、課題共有するために多くの議論が必要です。

今日の池戸区長や男女共同参画の話は是非、自民党議員全員に聞いてほしかったのですが、ぜひまた機会をつくっていただけたらなと考えています。

女性が輝く街横浜をこれからも目指していきます。