くさまです。

今日は都筑区を本拠地とするプロバスケットボールチーム、横浜ビー・コルセアーズの公式戦でしたが、今年もその試合前に、都筑区内中学校から選抜された子供たちがプロと同じ環境でプレーできる、B-COR CUPが開催されました。昨年に引き続き2回目です。

この取り組みは、都筑区の横浜青年会議所OBらが中心となり、自分たちで地域や企業をまわって協賛金を募り、中学生のための当日オリジナルユニフォームや、残念ながら選出されなかった子供たちを含めて、区内バスケ部をゲームに招待しています。




当日の会場設営は中学生にも協力してもらっています。大人も7時集合で汗をかきます(ちなみに僕は他の用事で遅刻)。




オリジナルユニフォームが選手には進呈されます。

男女それぞれ各校3名ずつ選出され、プロと同じコートで、また、プロと同じDJ実況で、また、ビーコル選手もベンチに入ってもらってプレーします。









今日は地元の東山田中学吹奏楽部も市歌演奏や、ビーコルのハーフタイムショーに参加してくださり、まさにプロスポーツチームがある街の豊かさを子供たちが実感してくれたのではないかなと思います。



僕がしつこく何年間も、都筑区として、ビーコルを通じたプロスポーツチームがある街づくりをしていくべきと主張していたのはまさにこういうことで、横浜市18区ある中でこの感動が味わえるのは、申し訳ないですが都筑区の中学生しかいません。税金は入っていませんが、それだけに、本当にプライスレスな取り組みだと思います。

だからこそ、子供たちやバスケ部の先生方にも、この取り組みが当たり前のものだと思ってほしくないのです。僕は行政との調整だけであまり汗はかいてないのですが、金子実行委員長をはじめ、多くの都筑の大人たちが、子供たちのためにと思い、お金を集め、仕事が終わった後集まり、かなりの準備期間をかけてこの取り組みを進めています。

昨年同様、僕は受付を担当しましたが、学校によって、参加中学生の意識は様々で、あ、この子たちもしかしたらこの取り組みの背景を全く知らないで来てるなと思うような学校も多数ありました。めんどくさいと思ってるような先生もいたのは、正直がっかりでした。それを、他のボランティアの実行委員の皆さんに思わせてしまうことに、議員として本当に申し訳ないなと感じました。

中学の部活顧問は本当に大変です。休日返上で今日も子供たちを連れてくるのは、それぞれの家庭のことを考えれば気持ちはわかりますが、実はサレジオや中大付属も同じ区内の参加校だったのですが、明らかに意識が違ったと他の実行委員も言っていましたし、僕も感じました。

政治も教育も、やるのは人間です。だからこそ、根深いなあと、ビーコルカップを通じて議員の視点から考えてしまった1日でした。