くさまです。

明日27日から31日まで、副委員長を務める横浜市会・国際経済港湾常任委員会で、タイ(バンコク都)・ベトナム(ホーチミン市、ロンアン省)に行政視察に行きます。

タイにおいては、MOU(技術協力)を昨年横浜市と結んだバンコク都においてタンティコム都知事顧問、チャームルンシー環境局長との意見交換、今年4月に横浜港とパートナーシップに関する覚書を締結したタイ港湾庁幹部との意見交換を行う予定です。

そしてベトナムでは、僕が今回特に関心を寄せているホーチミン港を視察する予定です。

 
 

ホーチミン港の中で、今回は最大のコンテナターミナルであるカトライターミナル(総延長1、46キロ)を視察する予定ですが、ガントリークレーン20基が稼働し、このターミナルだけで年間362万TEUの貨物を扱います。横浜港全体の貨物量は289万TEUですので、ホーチミン港のこのターミナルだけで、既に横浜港の取扱量を圧倒的に超えています

また、ホーチミンから横浜にも、年間4万4000TEUの貿易量があり、対前年比でなんと20%も増えています。港湾だけで、ベトナムのイメージが大きく変わると思います。成長をこの目で確認してきたいと思います。

今回は国防省傘下で年間478万TEUを扱うサイゴンニューポート社の皆さんも視察に対応いただけるということで、サイゴン物流センターや現地で活躍する日系フォワーダー企業である、山九ベトナムさんとも意見交換できる予定です。

また、ベトナムではホーチミンの隣のロンアン省の人民委員会と横浜から進出している日系企業の工業団地を視察します。神奈川県がハノイに「神奈川インダストリアルパーク」という貸し工場をつくるなど、ベトナムでも神奈川県と横浜市がそれぞれ現地自治体などとMOU等を結んでいますが、一番いいのは、日本の自治体がリスクとることなく、ベトナムと日本の民・民でスムーズにビジネスがいくことです。横浜はインダストリアルパークをつくるのではなく、いかにベトナムで横浜企業がチャンスをつかめるかということをメインに考えていったほうがいいと思います。

今週はブログもなかなか更新できないかもしれませんが、また報告させていただきます。