くさまです。

台風18号から変わった温帯低気圧の影響で茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊するなど、茨城・栃木で甚大な被害が出ています。

 

全く他人事ではなく、横浜も、鶴見川水系・境川水系・帷子川水系・大岡川水系など、市内くまなく川が流れていますので、横浜で同じように600ミリの雨が降ったら、機能がマヒします。

ちなみに今回の市内最大雨量は鶴見区の323ミリで、栃木の半分強ですが、やはり鶴見区を中心に横浜でも被害が出ています。

9月8日の朝の5時から今日の22時まで対策本部が設置されたということで、総配備で1467名の職員が対応に当たりました。徹夜の職員の方々は大変おつかれさまでした。

人類の歴史上、水害対策に終わりはありません。自然と人類のいたちごっこを何千年と続けていますが、いたちごっこの規模が大きくなり、そろそろやばいと考えています。だからこそ、水素エネルギーを進めていますが、わかってもらえますでしょうか。

<市災害対策警戒本部の設置状況等>
設置日時 平成27 年9月8日(火)4時59 分 ※区災害対策警戒本部設置・・・全区
廃止日時 平成27 年9月10 日(木)22 時30 分 ※区災害対策警戒本部廃止・・・全区

横浜市被害状況 合計:21 件
(1) 人的被害 なし

(2) 建物被害 4件

◆住家被害 3件
床上浸水 1件
鶴見区潮田町:床上浸水(床上2cm ※半地下の住家)

一部破損 2件
鶴見区獅子ケ谷三丁目:住家の壁面及び窓ガラスの破損(ヒビ)
神奈川区白幡仲町:一部破損(雨漏りにより天井の一部1㎡破損)

◆ 非住家被害 1件
金沢区瀬戸:浸水(浸水した深さ5cm)

(3) その他被害 17 件
◆崖崩れ 4件 ・戸塚区舞岡町:土砂流出(70 ㎥) ・鶴見区獅子ケ谷三丁目 :岩盤崩落(2㎥) ・南区永田北二丁目:土砂流出(25 ㎥) ・南区清水ケ丘:土砂流出(15 ㎥)

◆道路 1件 ・戸塚区舞岡町:道路の亀裂(深さ10cm)

◆その他 12 件

(ア) 土砂流出 6件(崖地以外) ・鶴見区岸谷二丁目:土砂流出(12.6 ㎥) ・鶴見区諏訪坂:土砂流出(2㎥) ・鶴見区東寺尾六丁目:土砂流出(78.75 ㎥) ・保土ケ谷区西谷町:土砂流出(0.5 ㎥) ・泉区和泉町:土砂流出(4㎥) ・瀬谷区橋戸一丁目:土砂流出(2㎥)

(イ) 道路冠水 2件 ・鶴見区末広町1丁目:道路冠水(全長500m、幅10m、浸水深30cm) ・中区錦町:道路冠水(全長200m、幅5m、浸水深30cm)

(ウ) その他 4件 ・中区南本牧:道路冠水による乗用車走行不能 ・金沢区富岡東五丁目:擁壁破損 ・鶴見区扇島:道路冠水による乗用車走行不能 ・泉区和泉町:雨水枡の破損