くさまです。


衆議院選挙になって、政治家のfacebookの投稿がほぼすべて選挙になってきました。


ご迷惑をおかけしています。


そういえば、facebookを利用されている横浜市にお住いの皆さんは、横浜市の公式情報をfacebook上であまり見たことはないと思います。


僕ら議員や市民の方が、横浜市のウェブサイトからリンクをシェアすることがあっても、実は横浜市の公式情報を直接facebookでみることはありません。


理由は簡単、横浜市は公式facebookページを持っていないんです。


民間の調べでは、現在、国内には706の自治体の公式facebookページが存在します。

http://uub.jp/opm/_media.cgi?FN=MEDIA&SORT=facebook


例えば神奈川県は、「かながわ金太郎」としてfacebookページを持っています。

https://www.facebook.com/kanagawakintaro


横浜市と同じ政令指定都市の名古屋市も広報課としてfacebookページを持っています。

https://www.facebook.com/nagoyakoho


都筑区のような政令指定都市の行政区にも、たとえば京都や名古屋、大阪、福岡などには公式facebookページがあります。


京都市右京区facebookページ

https://www.facebook.com/ukyoku


でも、横浜にはありません。ちょっと理由が分かりません。


なぜ横浜にはないのか、実は今年の2月に議会で議論しました↓


<文化観光局関連 予算質問>

◆(草間委員) 

そもそもツイッター、フェイスブックというSNSが結構横浜市の中では、まだネガティブというか、使われていない状況というのがあると思いますし、文化観光局自身もフェイスブックページというのは持っていないと思うのです。 


私たちは先日、議員団でヨーロッパに視察に行かせていただきました。これはスマートシティーに関連した視察だったのですけれども、マラガ、バルセロナ、それから、寄ったフランクフルトですね。皆さんやはりそれぞれの各都市でフェイスブックページを持っていて、私たちが訪問したことも、あれはマラガ市の環境局でフェイスブックページを持っていて、私たちが視察したことが写真で載っているのです。


フェイスブックページだと翻訳もできますから、スペイン語で何が書いてあるかよくわからないのですけれども、ちょっと翻訳をクリックしますと、不十分なのですけれども日本語で読めるという環境があって、これは非常に重要だと思いました。 


なのですけれども、文化観光局はフェイスブックページをやっていないのに、何でこのSNS研修をやっているのかと思いまして、当局がフェイスブックを使用していない中でSNS研修を開催した狙いは何なのか、お伺いします。(「地味だね」「偉いか」と呼ぶ者あり)


◎(中山文化観光局長) 

相当数の職員が個人としてSNSを利用している実情があるため、個人情報の漏えいに関するリスクや、いわゆる炎上ということに関する留意すべき点など、SNSの基本的なマナー、まさに心構えですね、これをまず身につけること。さらに、情報の発信、収集、コミュニケーションという3つの機能を持つSNSの特徴を学んで、実行委員会形式である横浜音祭りであるとか、外郭団体のSNSの活用拡大に結びつけること、これらを狙いに研修を行いました。


ことしはこのように、SNSにおける情報リテラシーのうちのマインド面の研修を中心といたしましたけれども、翌年、平成26年度はもう少し、フェイスブック作成などのテクニックなどの研修も考えております。


◆(草間委員) 

テクニックの研修をしていただいて、では、次はやるのかという話なのですけれども、そこなのですよね


だから、東アジア文化都市とか、文化観光局はマーケティングの、それこそ局長が言われている考え方の中で、PRのために率先してフェイスブックページを活用していくことが重要だと思いますし、これは文化観光局でやらないと多分できないですよ。


だから、これはぜひとも中山局長、まずは文化観光局がやるのだという気概を持ってやったほうがいいと思うのですけれども、いかがでしょうか。


◎(中山文化観光局長) 

私もこちらに来て、意外とこの壁は厚いなというのを感じておりまして、ITそのものの庁内の壁ですね。なので、我々としては、ぜひそこは破っていきたいなと思いますが、3年間やり続けているのですけれども、なかなかうまくいっていないので、今後もう少し力を入れて、やっていきたいと思います。(「副市長にも」と呼ぶ者あり)


◆(草間委員) 

副市長、いかがでございましょうか。(笑声)


◎(渡辺副市長)

 (「壁があるんだろうか」と呼ぶ者あり)私自身にはテクニカルな壁があることは承知をしておりますけれども、庁内には決して各局が、しかも重要政策分野においてフェイスブックを活用することについて、私は壁はないと信じておりますので、(「おっ」「来た」と呼ぶ者あり)今、局長が少なくとも過去2年、そう感じた部分があったとしても、それを乗り越えて積極的に活用したいと言っておりますので、副市長としても応援したいと考えております。(「おっ」「よし」と呼ぶ者あり)


◆(草間委員) 

では、(「総合審査で聞いたらいいぞ」と呼ぶ者あり)総合審査で聞くということでございますので、よろしくお願いいたします。

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議事録見ていただいて分かる通り、他議員の不規則発言(ヤジ)含めて、かなり盛り上がりましたが、正直、やらない理由が分かりません。


特に災害対策などは、警戒メールを送るのもいいのですが、タイムラインで残るように警戒情報をどんどんfaceboookで発信していくこともいいと思います。


しかもお金もかからないし。


facebookの壁があるなら、僕の担当常任委員会はITも担当なので、そこで打ち破ってみたいと思います。


ネット選挙が解禁された初めての衆議院選挙中、政治家のfacebookを見ていて、改めて感じました。