くさまです。


昨日は、総選挙公示直前の日曜日でしたが、岩手県花巻市まで、日帰りで、ゆいっこ花巻主催の「復興からその先へ」シンポジウムで司会を務めてまいりました。






◆岩手日日新聞『復興支援 課題、展望は ゆいっこ花巻座談会 市長らが意見交換』

http://www.iwanichi.co.jp/hanamaki/item_41946.html


昨年新しく当選した上田市長の話や、三陸鉄道の望月社長の話も非常に前向きで、これからのビジョンがよくわかり、司会をしていても大変勉強になったのですが、


パネリストの1人である坂井学・前復興大臣政務官は、選挙直前のラストサンデーで、自分が公認候補者なので絶対に来ないなと思っていたら、来たんです。票にならない岩手によく来たなと、正直、ちょっと心配するとともに、大変感心しました。


3.11の後、多くの政治家がそれぞれの立場で復興支援をしていますが、坂井さんの活動、ゆいっこ横浜の活動は群を抜いています。


政治家の復興活動に嘘も本当もあるかという話なのですが、坂井さんの活動は、同じゆいっこの立場から見ても、本物です。



震災直後から、岩手県大槌町の安渡小学校の避難所1か所に集中して、「顔の見える・息の長い復興支援」を続けていて、炊き出しや物資を横浜から送っていました。そのすべての活動は坂井さんがゆいっこ横浜代表として現場と調整し、自らも訪問して、現地との信頼関係を築いてできたものです。


そこでの信頼関係の構築によってできる被災者の皆さんとの対話から、なんと、大槌に漁船を一艘贈る活動にまで話が展開しました。




瀬谷区を中心に寄付はなんと3600万円以上集まり、全長24メートルの定置網漁船「瀬谷丸」を、坂井さんとその仲間たちは大槌漁港に贈ることができたのです。震災から1年後の2012年7月のことです。今では、瀬谷丸でとれた魚が、瀬谷区の相鉄ローゼンや瀬谷区内の飲食店に運ばれます。


左は大槌町長で、その隣が瀬谷丸実行委員長の露木さんです。


この一連の活動は、被災地に漁船を送ることだけではなく、過疎化が進む地方都市と消費地である横浜をつなげる活動に発展しました。


地方と都市をどうつなげるか、どうやって交流人口を増やしていくかが、昨日のシンポジウムでも復興のその先へというテーマの中で非常に重要なポイントでした。


ゆいっこ横浜代表として、復興支援を通じて、それを実践したのが坂井学という議員です。そういう議員だからこそ、2期にわたって、岩手県担当の復興大臣政務官をつとめあげたのだと思います。



明日から総選挙ですが、なにが本物なのか、有権者の皆さんには本質的な理解を求めたいと思います。