くさまです。


先日の台風18号では、横浜市内でも2名の若い命が失われました。心よりお悔やみ申し上げます。


特に、都筑区の隣、緑区で起きた土砂災害では、僕より若い30歳の男性の方がご家族を残して犠牲になられました。議員としても1人の人間としても、本当に心が痛みます。


しかも、土砂災害の原因が違法盛土ということで、既に横浜市も着手を始めていますが、徹底した管理を議会でも訴えていきたいと思います。あってはならないことでした。


その痛みが全く癒えぬまま、もっと大きな台風19号が横浜にも迫っております。


都筑区として注意しなければならないのは、今回も、早渕川・鶴見川などの河川の氾濫と、崖ずれなど土砂災害です。


土砂災害については、既に横浜市では全市版の土砂災害ハザードマップ を作成していますが、急きょ市内に約1万か所ある崖のうち、台風や豪雨によってがけ崩れが生じる危険性が高い市内の地区約200か所について、マップでご確認できるようにしました。

http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/gake-map/




これを基に気象台からの土砂災害警戒情報の発表があった場合、これらの崖地およびその付近の住民の皆さんに対し、避難勧告を発令します。都筑区でも東山田で1か所該当しておりますので、くれぐれもご注意ください。


前回の雨がまだ残っていて、崖はかなり脆くなっています。前回大丈夫だった箇所も今回は危ない可能性がありますので、ご自宅の周辺を見回して、危険だと思いましたら、いつでも逃げられる準備をしておいてください、残念ながら19号の為の対策工事は間に合いません。


また、今回の台風は今のことろ速度が遅いので、河川の氾濫が心配です。前回の台風18号の時は、早渕川の水位はギリギリでした。


横浜市では定点カメラによるリアルタイムの河川水位をホームページで公開しています 。川の周辺にお住まいの方は、この情報に注視してください。





また、ホームページを見れない方もいらっしゃる中で、今回は特に火曜の早朝に直撃する可能性が高いので、区役所も総動員で、河川の氾濫については注意を呼びかけます。


また、もし避難が必要な水位になった場合には、防災スピーカーで避難を呼びかけます。これはサイレンの音と音声によってお知らせします。


避難勧告や避難指示が発令された場合、サイレン音で1分間吹奏5秒停止を数回繰り返し、避難を呼びかける音声放送を行いますので、サイレン音や音声放送が聞こえたら、周囲の状況を確認のうえ、避難所等へ速やかに避難をお願いします。


避難場所が分からない方はコチラ をご確認ください。


物心ともに備えがあれば、いのちを失うことはありません。備えを整え、台風に備えましょう。