くさまです。


本会議質問も終わりまして、これから横浜市会は決算に入っていきます。


この時期に25年度決算かよと思うのですが、決算議論と予算議論の同一化は進めていかなければならないと考えています。


さて、僕は今回、文化観光局、市民局、環境創造局の決算審査を担当します。


その中の文化観光局は、僕が質問のトップバッターです。


諸々やるのですが、実は「横浜音祭り」という音楽イベントから、1年が経とうとしています。



皆さん覚えていますか、音祭り。


事業報告 もできていますが、懐かしい感じがします。


音祭りの評価は様々ですが、僕が印象に残っているのは、デーモン小暮閣下のボレロ(なんと最後は閣下が歌う(笑))と、音祭りのクロージングでベートーヴェン唯一のオペラ作品「フィデリオ」をみなとみらいホールで上演したことです。


ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団が演奏することと、パーヴォ・ヤルヴィ氏のオペラ作品上演は本邦初公開ということで、玄人の中ではかなり盛り上がっていました。





僕も観に行きましたが、素人の僕でもレベルの高さが分かりました。それって結構すごいと思います。


そして印象深かったのは、ヤルヴィさんが、みなとみらいホールを気にいっているという話でした。


横浜へのリップサービスかも知れませんが、海に近いということもポイント高いらしいです。


海に近いからいい!というのはかなりの感情論ですが、もうちょっと無機質な価値も知りたいところです。


ホールの価値とは何なのか?センター北駅前の文化施設予定地などの議論をしている最近。そういうことをよく考えています。


議会では、このみなとみらいホールのポテンシャルについて文化観光局長と議論しました。まあ、最後はやっぱりセンター北なんですけどね。


◆(草間委員)

今回の横浜音祭り2013は、みなとみらいホールでの事業というのが、オープニングもそうですし、クロージングもそうだったのですけれども、県民ホールもある中で改めてこの横浜におけるみなとみらいホールの優位性というのが今回どのように感じられたか、ちょっと紹介をいただきたいのです。


◎(中山文化観光局長) 

私の主観でよろしいでしょうか。


◆(草間委員) 

もちろんです、はい。


◎(中山文化観光局長) 

今回、日経新聞のほうで、昨年最も印象に残ったコンサートのベスト3の中にパーヴォ・ヤルヴィのフィデリオが入ってきました。専門家の方からはサントリーホールと同等の音響環境であるということをずっと言われていたわけですけれども、それが今回いろいろな意味で、いろいろな形で使われることによって、みなとみらいホールの可能性というものを私どもも感じられましたし、多分来場された方も感じたと思います。


私どもはやはり今後、国際都市横浜ということを目指していくのならば、このみなとみらいホールのポテンシャルというものをもっともっと発揮せねばならぬと感じました。


◆(草間委員) 

今回の横浜音祭り2013は、かなりみなとみらいホールに事業を入れていただいたという感じがあるのですけれども、これから、そのみなとみらいホールの活用というのは、傾向としてはどうなっていくのですか。


◎(中山文化観光局長) 

横浜音祭り2013のための特別な指定管理料は、今年度の予算として7000万円入れましたけれども、通常いつもと同様の形でやっていくつもりでございます。あとは、みなとみらいホールそのものの、やはり指定管理者の努力と我々もいろいろな形で協力し合いながら、もっともっとみなとみらいホールが発展できるようやっていきたいと思っています。


◆(草間委員) 

今回のクロージングのフィデリオなのですけれども、オーケストラが舞台に上がって、その前でやっていただくという形で、通常とはちょっと異なるオペラと、それはそれで評価があったと思うのですけれども、市長がよくオペラハウスとおっしゃっているではないですか。あの話というのは,これでまた勢いがついたという感じなのですか。


◎(中山文化観光局長) 

その件は、まだ我々としても話をしているわけではございません。 県民ホールと大きく違うのは、やはり奈落がないというところだと思います。それについては、何も今お話はしておりません。


◆(草間委員) 

センター北に土地がありますから、どうぞ御検討ください。