くさまです。


土曜日、センター北駅で1人街頭活動をしていましたら、「センター南駅のタリーズ付近で放置自転車が多くてベビーカーが通れないし、危ない」というご意見をいただきました。


いつも誰も聞いてないのかなと思うさびしい街頭活動ですが、やってるとこういう声をいただけます。


週が明けて、早速区役所に確認してみました。


まず、総論ですが、市で管理する道路などに放置されている自動車については、「横浜市放置自動車及び沈船等の発生の防止及び適正な処理に関する条例」 に基づき、土木事務所で調査をして事実確認をします。ナンバーや車体番号、破損状況などをチェックし、調書を作ると同時に警告書(イエローカード)を貼付します。


さらに地元警察が所有権の確認をし、必要に応じて撤去勧告・撤去命令を出し、自主的撤去を進めています。しかし、調査の結果、所有者が判明しない場合は、廃物判定委員会(資源循環局美化推進等担当開催)により、廃物と判定された自動車は市で撤去処分しています。


というのが、横浜市の放置自転車対策の基本です。


そして、それに基づくセンター南周辺の放置自転車禁止区域は下のようになっています↓


よく見ていただくと、タリーズ付近はもろに放置自転車禁止区域です。


そして、今の都筑区の取組がどうかというと、センター南では行政から委託された監視員が業務をし、駐輪しようとしている自転車に声掛け及び駐輪された自転車に警告札を張り付けています(1日200台以上)。


今回お話しいただいた場所については、「駐輪されると歩行者の通行スペースが狭くなってしまうので、今までも気にはかけて呼びかけ及び警告札をはってきました」ということです。しかし、「まだまだ十分ではないので、特に注意していく」とのことでした。



ちなみに、監視員業務の受託業者が請け負っている5区のうち、日曜祭日に実施しているのは、都筑区のみで、他区は平日のみです。



都筑では、日曜祭日に人が多く集まる地域特性があるので、日曜祭日に実施していますが、「さらに頻度をあげることも検討していきます」とのことです。


また、今回このような機会でしたので、行政にも検討していただき



放置自転車が特に多い、センター南、仲町台に、比較的少ない駅から監視員を注入していく。



警告札の貼り付けと撤去を組み合わせて、より効果をあげる方法を実施していく。



店舗や学習塾など、自転車利用の多いであろうところをターゲットに、具体的な対策をとるよう働きかけていく。


ということも、併せて取り組んでいただくようにしました。


ただ、これは特にバイクで言えることなんですが、とにかく駐輪スペースがないことも事実です。バイクの駐禁の検挙率がやけに高いなと思ったら、そもそも駐輪場がないということも国会議員の秘書時代に議論していました。


自転車を利用する方にも、そして店舗にも、また行政としても、三位一体で放置自転車対策を考えていく必要性を改めて感じました。


ご要望頂いた方、お名前いただかなかったのですが、ブログは見ていただけるということでしたので、こんな感じでいかがでしょうか??


21万人の都筑区には市会議員が4人しかいませんので、是非皆様も街頭などで見かけたら、ご意見をいただきたいと思います。