くさまです。


金曜日の文化観光局に対する予算質問で、東アジア文化都市開催に合わせ、順番的に日本にまわってくるだろう日中韓の文化大臣会合を横浜市が誘致していることが明らかになりました↓


(昨年の大臣会合(産経新聞webより)


日中韓の文化大臣会合誘致へ、市が国に働き掛け/横浜
2014年3月1日 神奈川新聞


日本、中国、韓国3カ国の都市で行う交流事業「東アジア文化都市」を開催している横浜市が、ことし日本で行われる予定の第6回日中韓文化大臣会合が横浜で開催されるよう国に働き掛けていることが28日、分かった。同日の市会予算第二特別委員会局別審査で草間剛氏(自民党)の質問に中山こずゑ文化観光局長が答えた。


草間氏は、東アジア文化都市事業について「政治的な問題がいろいろある中、3カ国が一致して東アジア文化都市事業を開催する意義は大きい。しかもそれを都市間でやることは非常に意義が深い」と強調。今後、3カ国の市長などが横浜に集まるイベントがあるかどうかをただした。


中山局長は「次回の日中韓文化大臣会合は日本開催が予定されている。東アジア文化都市に選定された横浜で開催されるよう働き掛けている」と述べた。


また、草間氏は「国内からも海外からも横浜に人が来る。2月中旬の中国の開幕式では、訪問した渡辺巧教副市長らがかなりのおもてなしを受けたと聞いた。おもてなしで中国に負けないよう頑張っていただきたい」と要望した。


渡辺副市長は「選ばれた3都市が中心となって東アジアの交流を進めることの可能性と重要性を実感している。交流を一過性で終わらせることなく、交流実績を踏まえて、より横浜らしい文化芸術を発信しアジアの文化交流のハブを目指したい」と力を込めた。<<


東アジア文化都市が先日開幕しましたが、中国・韓国の文化担当者も来るということで市役所付近は街宣車も回っていました。


僕は、領土問題では中国・韓国に一歩も譲る気はありませんが、文化政策は大いに語り、交流していくべきだと考えています。


そもそも僕は、保守政党が標榜すべき条件の一つに、自由への擁護があると考えています。


文化の芳醇さは人々の自由に裏づけされた多様な活動に支えられています。


人々の多様な活動が長年にわたって積み重ねられた所産としての文化への尊重、人間の自由にして多様な活動における時間の蓄積を重視する上に、私たち保守政治家は文化を重視し、


文化芸術の振興に対する熱意こそは保守政治を標榜する政治家の真贋を見きわめる一つの指標だと考えています。


排外主義は真の保守ではないと思います。今だからこそ、日本の、横浜の「自由の気風」を、中国・韓国の皆さんに理解していただくべきだと思います。


※昨年の大臣会合

「東アジア文化都市」決定 韓国・光州で日中韓閣僚会合
2013.9.28 産経新聞


日本、中国、韓国の文化担当閣僚が文化交流などについて話し合う会合が28日、韓国南西部、光州で開かれ、来年から始まる交流事業の「東アジア文化都市」として日本の横浜、韓国の光州、中国の福建省泉州を正式に決定した。日中韓の新政権が発足した後、3カ国の閣僚による会合は初めて。


文化都市に決まった3都市は、さまざまな文化芸術行事を連携して開催し、日中韓の相互理解を図る。2015年以降は3カ国で順次、都市を選定して交流事業を行う。


3閣僚はまた、日中韓が未来志向の文化交流と協力を確立する必要性で一致。会合の主催国で毎年、日中韓芸術祭を開催することも決定した


会合には下村博文文部科学相、中国の蔡武文化相、韓国の劉震龍文化体育観光相が出席した。(共同)