くさまです。


東アジア文化都市で広報親善大使をお願いしている「でんぱ組.inc」。






破壊力ハンパありません。


行政主催の文化イベントとしては異例の取り上げられっぷりです。


でんぱ組が日中韓交流ライブで大トリ
2014年2月26日 日刊スポーツ
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秋葉原のオタク系アイドルが「おもてなし」した。日中韓3カ国が進める文化交流事業「東アジア文化都市2014横浜」の広報親善大使を務める6人組アイドルグループでんぱ組.inc(以下=でんぱ組)が25日、パシフィコ横浜で開催されたオープニング式典コンサートに出演した。


日本代表として大トリで締めた。政府関係者や一般当選者ら約1000人が見守った。でんぱ組が登場すると、それまで落ち着いた雰囲気だったホールが、ライブ会場へと一変。ファンはサイリウムを上下に振り、オタ芸(独特な掛け声)で盛り上げた。一部の来場者は驚くばかりだった。でんぱ組はオーケストラとともに「でんでんぱっしょん」など計4曲を披露。最上もがはこの日誕生日を迎え「特別な日になりました。ファン以外の方はでんぱ組の対応に困ったと思うけど、これを機にでんぱ組や日本文化を知ってもらえるとうれしいです」と話した


カーテンコールでは、中国の二胡奏者ウェイウェイ・ウー氏と韓国のテノール歌手ベー・チェチョル氏と初共演して「故郷」を歌唱した。日中韓の“音楽のコラボ”が実現した。相沢梨紗は「ファンの方のいつもの応援を見て、緊張が一気にとけました」。古川未鈴は「これが、でんぱ組流のおもてなしです」と自信をのぞかせた。


東アジア文化都市は今年1月から11月まで横浜市、中国・泉州市、韓国・光州広域市の3都市で行う文化事業。でんぱ組は、昨年12月に08年の結成以降、日本文化を世界に広め、国際的に活動していることが文化庁や横浜市に認められ、広報親善大使に就任した。今月13日には、中国・泉州市で行われた同事業の開幕式に出席した。市内の開元寺や老君岩なども見学し、中国の歴史や文化を学んだ。


でんぱ組は今後、広報親善大使として“観光ガイド役”も務めたい意向を示した。メンバーは「音楽だけでなく、中国や韓国の方へ横浜や国内の観光案内もしてみたい。おいしい食文化も伝えられたら」と貪欲な姿勢をみせた



「東アジア文化都市」が開幕、日中韓の文化芸術が交流/横浜
2014年2月27日 神奈川新聞


日本、中国、韓国3カ国の都市で一年を通じて文化芸術イベントを開催していく交流事業「東アジア文化都市」がスタートした。都市の発展や東アジアの相互理解・連帯感形成などを目指す初めての取り組みで、日本の開催地・横浜では25日に開幕、韓国は3月18日に光州市で始まる。2月中旬、一足先に開幕した中国・泉州市の様子などを紹介する。


13~15日、横浜市の関係者に同行し、中国南東部の福建省沿海部にある泉州市を訪れた。


古くから港町として栄え、「海のシルクロードの起点」「世界の宗教の博物館」などと称される歴史ある都市。人口は横浜の2倍を超える約836万人。近年は、小麦粉工場だった建物を美術館としてよみがえらせようと計画するなど、歴史的建造物を生かした街づくりに取り組んでいる。


市内の商店の電光掲示板には「東アジア文化都市泉州へようこそ」の文字。行政と市民が一体となって盛り上げようという雰囲気が感じられた。


中国の旧正月「春節」の最終日「元宵節」(灯籠祭)とも重なり、街はにぎわいをみせていた。市内のメーンストリートには高さ1メートルほどの飾り灯籠がずらり。横浜市が出品した「小田原ちょうちん」も並べられ、足を止めて珍しそうに眺める来街者もいた。


13日の開幕式では日中韓3カ国のアーティストが伝統演芸などを披露。14日に行われた日本文芸特別公演では尺八や箏、津軽三味線による合奏や民謡が披露され、演奏後に握手や記念撮影を求める人が舞台に殺到する場面も。奏者の一人は「真剣に聞いてくれているのが舞台からも分かった」と話し、観客のある女性は「素晴らしい。音楽に国境はない」と称賛した。


短期間の滞在だったためか、尖閣問題や靖国問題など日中間の政治的対立の影響はほとんど感じられなかった。地元メディアの記者は「完全に切り離すのは難しいかもしれないが、政治と文化交流は分けて考えるべき」と冷静に話した。


韓国の鄭東采光州市東アジア文化都市推進委員長は、フォーラムで「戦争など不幸な歴史もあったが、歴史を教訓に政治・経済的な対立と葛藤を文化交流を通じて克服する必要がある」と講演。「交流を持続することで新しい東アジアの共同繁栄の時代が開かれる」と期待を込めた。


代表団として訪中した横浜市の松村岳利横浜魅力づくり室長は「文化は政治を超越する。むしろ『国対国』よりも『都市対都市』のほうが交流しやすいと思う」と話した。


 同じく代表団の東アジア文化都市実行委員会副委員長・佐々木雅幸大阪市大大学院教授は、こういう時だからこそ日中韓3カ国で文化交流を行う意義があると強調。「数十年後を見据えて時間をかけて継続し、開催地域を東アジアの中で広げていくことが大事。アジア全体も欧州連合(EU)のようになったらいい。まずは日中韓がそうなれば、うんと地球が平和になる」


「東アジア文化都市2014横浜」パシフィコ横浜でオープニング式典
2014.2.25 産経新聞


横浜市など日中韓の3カ国の都市で進める文化交流事業「東アジア文化都市2014横浜」のオープニング式典が25日、パシフィコ横浜(西区)で行われた。


林文子市長は「この事業を通じて、東アジア諸国がお互いを深く理解し、一体となって交流できる関係を作りたい」と述べた。


式典後は、広報親善大使に任命されているアイドルグループ「でんぱ組.inc(いんく)」や中国の二胡奏者、ウェイウェイ・ウーさんらによるコンサートも開かれた。


この事業では、平成26年の東アジア文化都市に選ばれた横浜市と中国の泉州市、韓国の光州広域市の3都市が協力し、1年間にわたってさまざまな文化芸術イベントを実施する。横浜市では8月に開幕する現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」を軸に、日中韓で連携したコンサートなどを行う。


東アジア文化都市2014 親善大使のでんぱ組.incがオープニング式典で “アジアのみんなと仲良くなりたい!”と宣言!

提供元: GirlsNews


2月25日、アキバ発のアイドルグループ・でんぱ組.incが広報親善大使を務める「東アジア文化都市2014横浜」のオープニング式典がパシフィコ横浜で行われた。


東アジア文化都市2014横浜」は、日本・中国・韓国の3か国で選ばれた文化芸術による発展を目指す都市が、様々なイベント等を通じて相互理解や連帯感の形成を促し、東アジアの多彩な文化を世界にもっと広めようというもの。


昨年12月に広報親善大使に任命されたでんぱ組.incは、すでに2月13日には中国でのイベントにも日本の代表として参加している。今回の横浜でのオープニングイベントでは、午後から行われたトークショーと、夜に行われた式典とコンサートに出席してイベントを盛り上げた。


午後2時からのトークショーでは「クイズで学ぶ横浜の歴史、文化」をテーマにでんぱ組.incが問題に挑戦した。最初の問題の「1854年、500名の兵員を以って横浜村に上陸し、日米和親条約を締結した人物は誰?」に、メンバーの成瀬瑛美さんは「それは1853年ではありませんか?」と逆質問して司会者を慌てさせた。(※正確には、1853年に最初の来航をしたが、1854年の二度目の来航で条約を締結している。)


一問目は全員が正解したものの、二問目の「以下の中で(日本での)横浜発祥でないものは?(選択肢:アイスクリーム・ビール・家系ラーメン・ナポリタン・オムライス・パン)」には全員が不正解。正解はオムライスだった。


最後の問題は「横浜でのデートをテーマに一コマづつマンガを描くこと。」で、メンバーたちは日頃の妄想力を駆使して理想のデートを描いた。


一番手の藤咲彩音さんは「朝8時に横浜駅で待ち合わせです。“遅刻してごめん。待ったー?”って男の人が走りこんできて転んだところです。なぜかバナナがあって滑りました。」と、いきなり妄想いっぱいのシチュエーション。


続く古川未鈴さんは「ランチのつもりだったんですけど、8時に待ち合わせだと朝ごはんになっちゃいますね。オムライスを食べに行きます。」と言いながら見せた絵にはご丁寧に“横浜発っしょうのもの!!”の説明書き。今さっきの問題で“横浜発祥でないもの”とあったばかりでの迷回答に司会やメンバーから総ツッコミを受けて頭を抱えてうめいた。


3コマ目の最上もがさんは「ご飯を食べていい感じに時間が過ぎまして、あれを見つけました。観覧車!」と続けた。


4コマ目の夢眠ねむさんも「カップヌードルミュージアム!二人で自分だけのヌードル作りに挑戦したい。」と順調なデートコースを歩む。


5コマ目の相沢梨紗さんは「中華街でパンダのグッズをお揃いで買います。お寺でお香を焚いて、ずっと二人でラブラブでいようねってお祈りします。」と照れながら話した。


ムードが盛り上がった最後のコマを託された成瀬瑛美さんは、勢いよく「パパーン!」と書かれたイラストを見せるものの周囲は内容が判らずポカーン。「今日の思い出を振り返りつつ、横浜の街を眺めたら花火があがったんです!」と説明してようやく理解を得られた。


ここで、これまでの成績を踏まえて成績優秀者に賞品としてケーキ1年分(洋菓子店プチ・フルールの年間パス)が贈られると聞かされて、テンションの上がるメンバーたち。そして、発表された優秀賞のメンバーは、最上もがさんだった。実は、この日は最上もがさんの誕生日の当日で思わぬ誕生日プレゼントとなった。


午後7時から行われたオープニング式典は、主催者の青柳正規文化庁長官と林文子横浜市長らの挨拶に続いて、でんぱ組.incが紹介された。成瀬瑛美さんは「アジアのみんなと仲良くなりたい!」といつもの明るく元気な声で叫んだ。


式典後は、日本の尺八、中国の楽器・二胡(ニコ)、オペラなどを織り交ぜて日・中・韓の音楽をフィーチャーしたコンサートが行われた。トリを飾ったでんぱ組.incは、でんぱれーどJAPAN・なんてったってシャングリラ・くちづけキボンヌ・でんでんぱっしょんを一気に歌いきった。でんでんぱっしょんの曲の途中にある空白の4秒では、ファンが口ずさんだ「Happy Birthday to you」の歌に最上もがさんが「ありがとう!」と応える場面もあった。


抽選に応募してきた一般の来場者には、前半と後半のギャップとでんぱ組.incのファンの盛り上がりに目を丸くする人もいたに違いないが、前半の奏者が伴奏を務めてくれたこともあってステージの一体感が客席にも伝わり、暖かく迎えられたように見えた。最後はカーテンコールに応えて、でんぱ組.inc、テノール歌手のベー・チェチョルさん、二胡奏者のウェイウェイ・ウーさんを交えたコラボレーションによる「故郷」のメロディで締めくくられた。


でんぱ組.incが国際交流コンサートの大トリで熱唱!
2014年02月26日

イドルグループ・でんぱ組.incが25日、神奈川・パシフィコ横浜で行われた文化交流イベント「東アジア文化都市2014横浜」のオープニング式典に出席し、式典後のコンサート「三都爛漫~時空を越えた音絵巻」でライブパフォーマンスを披露した。

「東アジア文化都市2014横浜」は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日中韓3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、各都市において、伝統文化や現代の芸術文化、生活に根ざす多様な文化などを紹介するイベント。横浜では「東アジア文化都市2014横浜」が2月から12月にかけて行われ、期間中、さまざまなイベントが開催される。

コンサートでは、でんぱ組.incの6人は、大トリとして登場した。リーダーの相沢梨紗が、「私たちでんぱ組.incは、東アジア文化都市2014横浜広報親善大使に任命されました!」と改めてファンに報告。『でんぱれーどJAPAN』や『くちづけキボンヌ』ら4曲を披露し、ファンを熱狂させた。(竹内みちまろ)