くさまです。


3年周期の横浜芸術アクションプログラム、昨年のダンスに引き続き、今年は「音楽」ということで


横浜音祭り2013 』が開催されていますが、皆さんいかがですか??


いよいよ明日と土曜に、パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンの唯一のオペラ、歌劇「フィデリオ」 がみなとみらいホールで上演されて、横浜音祭りは終了となります。


都筑のくまのルーキー日記


あくまで私感ですが、市長はこのカンマーを横浜に呼ぶために音祭りをやったんじゃないか!?と思ってしまうくらい、気合が入っています。


今回のおとまつりのテーマは「ネオクロスオーバー」です。


なにそれ?と思うでしょう。僕も思ったので、委員会で5月に質問しました↓


◆(草間委員) 

吹奏楽部部長だった僕としては、かなりどきどきするイベントなのですけれども、横浜らしさというところで局長が今回強調したいところはどこですか。


◎(中山文化観光局長) 

そういう意味では、ネオクロスオーバーと開放感、この2つは非常に横浜らしいと思っています。3日住めば、はまっ子と言われるように何でも受け入れるオープンな気質、そこから新しいものを生みだしていくというのが、私は横浜らしさだと考えています。


◆(草間委員) 

この音祭りは、基本的にいろいろなジャンルの音を集めたミュージックフェスタみたいな感じなのですか。例えば吹奏楽発祥みたいなことを僕は中学のときからずっと言われていたのですけれども、特段これを押すみたいなものではなくて、本当にいろいろなジャンルを集めたものになるのでしょうか。


◎(中山文化観光局長) 

我々のセールスポイントとしては、横浜の吹奏楽というのは、1つ大きく出していきたいと思っています。ただ、それ以外にいろいろなコンテンツを考えたり依頼するときに、キーワードとしては、今までにないものという言い方をしています。それはネオクロスオーバーということで、例えば先ほど御説明したようにマリンバと三味線の合奏、しかもそれを山手西洋館でやるということで、新しいものが生み出されないかということを中心に考えております。


◆(草間委員) 恐らくいろいろな自治体が音楽祭をやっていると思うのですけれども、いろいろなことを研究されて、横浜の売りはネオクロスオーバーだと、これは局長の思いなのですか。


◎(中山文化観光局長) 

私個人の思いというよりもチームの思いであり、ディレクターである新井鴎子さんの思いでもございます。


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わかるような分からないような・・・なのですが、「ネオクロスオーバー」で一番感心したのは、ラヴェルのボレロ。


知ってる方なら、「タン、タタタ、タタタ、タタタ」のリズムと、徐々に増えていく楽器のボリュームの厚さをイメージできると思いますが、なんと横音のオープニングコンサートのボレロは、最後「デーモン小暮閣下」が楽団に混ざって叫んでました(笑)


ボレロと閣下のネオクロスオーバー。正直感動しました。市長の肝いり事業ででやっちゃうのがすごい。


明日もネオクロスオーバーがあるのか、それとも単に「カンマーが横浜に来てすごいねえ」で終わるのか。楽しみです。


あ、あと、肝心の市民への浸透はイマイチですね。初年度だからというのもありますが。