くさまです。
昨日の文化観光局に対する質問では
日産出身の中山局長を、棒読み答弁から魂答弁にスイッチオンさせることに成功しました。
無駄に汗かいてよかったです。
詳細はまた報告します。
さて、さんまの季節真っ盛りです。
焼くだけでいいという素晴らしいさんまは、秋のくさまの貴重な栄養源ですが
ごみが臭いんです(ノω・、)
しかも僕の部屋は狭いマンションなので、下手すると寝ててもにおいがきます。
先日の資源循環局の質問 で、ネズミ・ゴキブリ対策の視点から
家庭ごみ収集を週2回から週3回にしたほうがいい、というかできるのではないかと提案させていただきました。
確かに川崎市も来年週3回から週2回に減らし、全国の政令指定都市の中で週2回なのは相模原と新潟だけになります。
神奈川県の中では、33市町村ある中で、相模原や伊勢原、湯河原など25自治体が週2回です。
全国的には週2回の傾向が強いのですが、だからこそ、市民サービスを考えて週3回の復活を本気になって考えてもいいのだと思います。
横浜市の場合、家庭ごみは殆どの区で公務員が横浜市の車で収集し、横浜市営のごみ焼却工場で燃やしています。いわゆる横浜市の「直営」です。
大阪と神戸はほぼ直営で、福岡はごみ収集を民間に完全委託化しています。
この委託化は、横浜市でも、平成16年に西区、平成17年に中区、平成19年に栄区で行われました。
ところが、平成22年に西区が直営に戻り、平成24年度は栄区が直営に戻る方針です。
理由は、「燃やすごみには依然として資源物が分別されずに混入しており、分別排出の啓発などを地域とのかかわりの中で進めていく必要があります。また、事業者が業務を履行できなかった場合や災害など不測の事態には臨機応変に、かつ迅速な対応が求められるため、セーフティーネットの観点からも、燃やすごみの収集については本市職員が行ってまいります」(小幡議員に対する市長答弁) なんです。
まず、本当かよ?という話になります。
でも、じゃあこのまま直営を続けるのであれば、職員はいるし、車はあるし、焼却工場も余力があるのだから、委託化してればその分だけ民間業者に払わなければならないのですが、週2回から週3回に1日増やしても、直営ならコストはそれほど変わらないのではないかという率直な疑問があります。
ごみを減らすために週3回から週2回に減らしたという大きな大義があるようなのですが、
実は横浜市の家庭ごみは微妙ですが増えました。
ごみの収集日の問題ではなくて、もっとほかの要因があるのかもしれません。
税金が高い横浜市。しかも税収の関係で、東京23区のように中学校卒業まで医療費タダとかみたいなバラマキ政策は今後もきっとできません。
ならば、ないものねだりではなく、あるもの探し、あるものの最大化が本当に大切です。
横浜市が政策として重要視しなければならないことは、バラマキではなく、生活の質を高めていく行政サービスの提供です。
人口減社会の中で、「税金も高いし、中学校の学校給食もないし、医療費助成は少ないけど、安全安心で暮らしやすそうだし、(ベイスターズもいるし)、まあ緑も多いみたいだし、ごみも週3回もってってくれるらしいから横浜にしようかな」と全国の方が思ってくださるような小さな取組みの積み重ねが重要です。