くさまです。


議員になってから継続してしつこくやっている問題の1つに、


朝のグリーンラインの混雑問題と


横浜の生命線としてのグリーンラインの位置づけについて議論しています。



都筑のくまのルーキー日記

(写真は月の鉄路さん)


僕が汗っかきというのもあるのですが


緑区中山から都筑区を通って港北区日吉に抜けるグリーンライン。


朝は都内へ向かう通勤の皆さんでサウナ状態になります。


そしてこれからグリーン沿線は、まだまだ開発が入り


人口減少に突入する横浜市にあって、唯一の発展区域です。


ここで人口が稼がなければ、横浜は稼げません。


だからこそ、大変重要なんです。


戸塚に住んでるときには、実は1回も乗ったことがありませんでした。


横浜に28年間住んでて1回も乗ったことないんです。


だから、緑区・都筑区・港北区以外の皆さんにはパット来ないと思いますが


それを開かれた議会の場で訴えることが何より大切ですので


今や、グリーンライン族議員のように、


ガンガン議会で発言しています↓


10月7日決算委員会


◆(草間委員)


続きまして、地下鉄グリーンラインの乗車料収入確保及び増収対策についてお伺いさせていただきます。20年3月に開業したグリーンラインでございますけれども、22年度で実質3年目となります。


グリーンラインの22年度決算について、経常損益の前年度増減と主な要因についてお伺いさせていただきます。


◎(二見交通局長) 


経常損益でございますが、グリーンラインは35億4200万円の赤字でございますが、前年度と比較しますと、4億9200万円改善したところでございます。


要因でございますが、1日当たり乗車人員が、目標でございます10万4000人を達成したことによりまして、付随しまして乗車料収入が3億9300万円ほど増加したこと、あるいは減価償却費が1億5200万円減少したことなどによるものだと考えております。


◆(草間委員) 


1日当たりの乗車人員、また乗車料収入についても教えてください。


◎(荒川高速鉄道本部長) 


22年度の1日当たりの乗車人員は10万4089人、乗車料収入は約53億8200万円となっております。


前年度との比較におきましては、乗車人員は1日当たり約1万1000人ふえ、12%の増加になり、乗車料収入は約3億9300万円ふえ、8%の増加となっております。


◆(草間委員) 


グリーンラインは増加傾向にあるということなのですけれども、このグリーンラインがある地域、私の地元の都築もそうなのですけれども、これからも人口がふえることが予想されています。今後の乗車人員の計画といいますか、どのように見込んでいるのか、教えてください。


◎(二見交通局長) 


先ほども申し上げまして恐縮でございます。重なりますが、22年度におきまして1日当たり10万4000人の目標を達成できたことを踏まえまして、私どもは、25年度までに1日当たり12万3500人を新目標に設定いたしました。今後につきましては、沿線の施設や商店街の皆様などと連携を十分に図りまして、いずれにしましても、乗車人員のさらなる増加に向けまして努力をしてまいりたいと思っています。


◆(草間委員) 


今、目標を12万人にするということをお聞きしましたけれども、これはあくまでも交通局の目標であって、実は私が言いたいのは、このグリーンラインは朝、とても込んでいるのです。


12万人を目標にしていただくのは結構なのですけれども、特に日吉本町から日吉に行くとき、乗れません。それから、日吉からおりても階段が非常に混雑してしまって、僕も乗ったのですけれども、僕が汗かきというのもあって、今もすごい汗をかいているのですけれども、この汗以上の汗を、サウナに入ったような状態になってしまいました。


それで、今後この混雑状況が続いてしまうと、市民の皆さんからもかなり多くのクレームをもらってしまうことになると思うのですけれども、開業以降の混雑率の推移についてお伺いさせていただきます。


◎(荒川高速鉄道本部長) 


今、草間委員から御指摘のありました日吉本町駅から日吉駅間の朝のラッシュ時間帯の混雑率でございます。混雑率とは100%がお客様が座席にお座りになられてつり革を持っている状況でございます。20年度につきましては129%、21年度が154%、22年度が147%となってございます。


◆(草間委員) 


その数字等は事前にいただいていたので、147%ですか、約150%で確認してみたのですけれども、新聞を広げて楽に読めるというのが150%なのです。


うそですね、これ。新聞なんて全く広げて読めませんし、雑誌も読めませんし、本当にこれは横浜市での充実したライフを夢見ていた方が都築に来られてグリーンラインに乗って東京に行くとなると、朝の街頭をやっているのですけれども、朝の街頭のときでもかなり苦情をいただいています。

あの混雑率をぜひとも皆さん御認識いただいて、御検討いただきたいと思うのですけれども、今後、輸送力を増強するお考えはあるのかどうなのか、お伺いします。


◎(二見交通局長) 


委員御指摘いただきましたように、あのエリアは今後さらに人口増加等によりまして乗車人員がふえることが見込まれますので、グリーンラインの輸送力の増強は、私どもにとりまして重要な課題であるという認識は当然持ってございます


ただ、莫大な設備投資等がかかる話でもございますので、今後、車両の増加など輸送力を増強していくことにつきましては、乗車人員の推移等を見きわめながら検討を進めていきたい、検討を進めていく必要があるという問題意識でございます。


◆(草間委員) 


検討を進めていく必要があるという、前向きなのか何なのかよくわからない答弁なのですけれども、(「局長に乗ってもらえばいい」と呼ぶ者あり)


そうなのです、乗っていただきたいのですね。本当に12万人の目標をただ市が設定しただけでは、これ以上は、やはり皆さん本当に怒ります。(「怒ってるよ」と呼ぶ者あり)怒っているのです。


それで、いろいろ意見交換させていただきました。もう車両はないそうですね。大江戸線と同じ車両を使っているみたいなのですけれども、横浜市にも余りがないということは、もうこれ以上、車両をあの時間帯に投入できない。お聞きしたところでは、ダイヤもなかなか改善の余地がないというところなので、これはどうやって改善していくかというと、お金を使うしかなくなってくると思うのです。


グリーンラインの件につきましては、84歳でまだ元気でいらっしゃる元公団のニュータウンの所長がいらっしゃったのです。この前、その方にお話を聞いて、実はグリーンラインというのは脱車社会を目指したシティループなのだと、夢のようなグリーンラインのお話をいただいて、僕はどれだけ小さい議論をしているのだと思って、政治家としての小ささに反省をしたのですけれども、(笑声、私語する者あり)グリーンラインはやはり夢があるのですね。


こういった夢に対して、ただただやはり交通局として、改善型公営企業として、お金を縮減していくというのはそうなのですけれども、10年後、20年後、あの傍聴している小学生が大人になる、これからおばあちゃんになるときに、どういったグリーンラインになるのかというのもぜひ御検討いただきながら--赤字になるのは怖いのです。資金調達についてもぜひとも御検討いただいて、前に進んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。