くさまです。


イメージはぼやっとしてるんだけど


実態がなかなかみえない「大阪都構想」ですが


国会が動いて、実現が現実味を帯びてきました。


民主党の作業チームは5日、橋下大阪市長が掲げる「大阪都」構想を実現するため、東京以外の道府県での特別区設置を認める新法案を決定した。自民、公明両党やみんなの党は、既に同趣旨の法案を国会に提出。特別区を設置できる区域の人口要件や、住民投票の有無などに違いがあるため、一本化に向けた与野党の修正協議が焦点となる。


作業チーム事務局長の山花郁夫衆院議員は記者団に「法案を国会提出後に協議することになるだろう」と述べ、今国会での成立を目指す考えを示した。ただ、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の成立をめぐって与野党の駆け引きが激しくなる中で、協議の行方は見通せない状況だ。


法案は、政令指定都市と周辺市町村の総人口が200万人以上の区域を対象とした。関係首長らでつくる協議会が、区割りなどを明記した計画を作成。


議会と住民投票で賛成を得れば、市町村を廃止して特別区を設置できる


以上、日刊スポーツからです。


「横浜は関係ないんじゃない!?」と考えている方々


横浜、とっても関係あります。


しかも横浜が考えている


「県からの事務的な独立」とは全く別のベクトルです。


要は、


大阪だけでなく、議会と住民投票さえクリアすれば市を廃止して県に統合できる。


という法律です。


横浜市も法的には手続きさえ踏めば廃止できる内容です。


この議員立法が、民主党からも出てきましたし、自民からも出ましたし、みんなの党からもそれぞれ出てきましたが


内容はほとんど一緒で、


特別自治市を実現できる内容はどの党も盛り込んでいません。


自民の場合、


政令指定都市選出の国会議員がほとんど前回の選挙でいなくなりましたが


民主党は逆にいっぱいいます。


あんだけ国に働きかけて、


政令市選出の現職国会議員はいったい何をしていたのでしょうか。


橋下さんの戦略勝ちです。


もう最初から言っておきますが、


くさまは横浜市の廃止には反対です。


議会が賛成しなければ横浜市は廃止されません。


次の選挙の際、みなさんが候補者を選ぶときには


是非ともそこのスタンスも確認してください。