くさまです。


昨日の衆議院本会議で


民主・自民・公明の3党が共同提案した郵政民営化見直し法案について


中川秀直議員とわれらが県連会長の菅先生と、小泉しんじろう議員が反対し


党議拘束に対する「造反」となりました。


平先生は退席、塩崎先生は欠席されたようです。


報道によると小泉議員は


「信念を曲げても、今回のような形での合意というのは、誰からも評価されない結果だと思います」


と話し


中川議員は


「自民党は輝かしい10年の歴史を自己否定した。


処分するならすればよい。正義を貫いて除名されるなら男子の本懐だ!」


と話されたようです。


造反された3人に対し、


自民党本部の今回の決着のつけ方は


口頭による”厳重注意”ということで


大島副総裁から厳重注意をしたということですが


報道によると谷垣総裁は


「この問題はこれで打ち止め。政権を追い詰める大事な局面なので結束すべきだ」


と語ったようです。


自民党の”まったん”からみると、


今回の対応と、1年前の岩屋議員・河野太郎議員に対する対応が全く異なることに


なんだこの対応の違いはと、


不公平さを思いっきり感じます


昨年7月


国会の70日間の会期延長を決める衆院本会議の採決で、


党方針に造反し、賛成した河野太郎、岩屋毅両衆院議員を役職停止処分にしました。


この2人には信念はなかったのでしょうか。


懲罰の動機が


民主党政権を追い詰めるため


というものであれば


民主国家において、なんだこの政党は!という話になります。


造反された3人は覚悟されてるんですから、


「造反」としての処分をするべきです。


”まったん”の僕の立場から見れば


議会で決めなきゃいけないことで、


個人的には反対もしくはクエッションなんだけど


合議体の責任として賛成しないといけないという局面


この1年で多くありました。


政治は業の世界ですし、人間が行うものですから


多くの感情は交錯するでしょうが


だからこそ、その政策決定のガバナンスは確立しなければなりません。


それぞれ、自分の信念を持って行動している人たちが


1つの答えを出していくプロセスが


議会制民主主義では最も尊いものなんですから


民主党政権を追い詰めるかどうかという判断基準で


立憲政党の「造反」処分を決めないでほしいと思います。