くさまです。
米エネルギー省が未臨界核実験を補完する新しいタイプの実験を昨年夏、
ニューメキシコ州の研究所で実施したことが判明したことが報道されました。
実験は2010年以降、2回実施されており、3回目だったようです。
オバマ政権では「核なき世界」の実現を掲げていますが、
未臨界核実験も就任後すでに3回実施されています。
それに伴い、今日、林市長がオバマ大統領あてに下記の抗議文を書いたようです。
大使館を経由としてだということですが
大使館はどんな扱いをするのでしょうか。ちゃんと本国へ報告するのでしょうか。
抗議は横浜だけでなく、小規模自治体でも行っています。
長崎市などは1940年以来、すでに558回も核実験に対する抗議をしています。
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横浜市はかねてより貴国の臨界前核実験等に対し、繰り返し遺憾の意を表明してまいりました。
本日、貴国が昨年7月から9月の間にZマシンを用いた実験を実施したことが報道されました。
本市としては、あらためて、強い遺憾の念を禁じ得ません。
現在、国際連合や世界各国では、世界の人々の共通の願いである核兵器のない平和な世界の実現に向けて、さまざまな努力が続けられています。
このような中、貴国が実験を実施することは、国際社会における核軍縮の取組に計り知れない悪影響を及ぼすものと強く危惧します。
国連に認定されたピースメッセンジャー都市として、横浜市は、貴国が21世紀を平和の世紀とすべく
核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けたより一層の取組を行うよう強く要請いたします。
平成24年1月6日
アメリカ合衆国 大統領
バラク・オバマ 閣下
横浜市長 林 文子