くさまです。


港北区で放射線数値が箇所的に高いマイクロスポットが見つかった時から


市内各地で、同様の報告がされています。



都筑のくまのルーキー日記
(写真は同交差点付近からの引用)


29日には、


鶴見区上末吉交差点付近のアーケード雨樋から


排水を受けていた「植栽ます」の土から


都筑のくまのルーキー日記
(写真は植栽ますのイメージ)


土砂の撤去前には最大で0.82μシーベルト毎時


土砂の撤去後には 0.29μシーベルト毎時の


放射線が測定されました。


市民の方からの声を受けて横浜市の環境創造局が測定をしましたが


横浜市が、「再測定の目安」としている0.59μ㏜/hを超える線量率の結果を示したので、


堆積物の撤去を行い、


残土は管理施設内に保管しました。


(上末吉交差点付近街路樹根元10kg、上末吉交差点付近植え込みの中3kg)


これから、このような事案が増えると思いますが


問題のセシウム入り堆積物保管場所について、今、色んな人たちが知恵を絞っています。


ごみの焼却灰や汚泥の焼却灰と違い


今回のセシウム入り堆積物は、公園や道路など


市民生活の現場の真っただ中に出現してしまうものなので


南本牧の問題とは量が違いますが、大変難しい問題です。


除去したまではいいのですが


セシウム入り堆積物を、じゃあどこに持っていくのか。


撤去された場所のみなさんの不安は払しょくされても


堆積物を持ち込まれた地域の人たちにとっては不安が募るばかりです。


僕の基本的な考え方としては


南本牧の件のように、現場から他の場所に持っていくことは


飛散に対する心配や、その地域への安全確認で個々の対応が難しいと思いますので


原則現地で処理する。


それも汚泥のように陸に置きっぱなしではなくて


1か所1か所のマイクロスポットの堆積物は量がそんなに大量ではないようなので


水や放射線の浸透がない容器に入れて埋めるべきだと思います。


これから市の基準もつくっていくと思いますが


未曾有の対応の中、国が頼りにならないので僕ら地方の現場でやるしかありません。


(今日、林市長は民主党の輿石幹事長はじめ、国に要望に行っています)


お知恵、どんどん下さい。