くさまです。

先日6時間の議論をして、市民の皆さんや関係者の声もあって

南本牧最終処分場への埋め立てを凍結した、セシウム入りの汚泥焼却灰。

凍結を市長が決めても、金沢区には毎日のように山積みになっていきます。


$都筑のくまのルーキー日記

役所の対応を批判して、「凍結」に導いただけでは

何の解決にもなりません。

地方分権時代の議会は「NO!」だけの無責任な議会になってはいけませんから

委員会の自民党のメンバーで

現場の視察に行きました。

まずは、「海洋投棄」とも称された最終処分場、現場の画像をご覧ください。








海面埋立地ではありますが、

今回の埋め立てが計画された第2ブロックは、僕には全く海に見えませんでした。

都筑のくまのルーキー日記

南本牧最終処分場の中でも、第2ブロックはすでに埋め立てが8割終わっており

埋立地の護岸も、護岸というか、幅が既に27メートルもあるし


はっきりいって道です

$都筑のくまのルーキー日記

この地域内の水位変動は全くないようなので、

たまっている水が外に流れ出る事実はないようですが

外洋に排出する水についても

下水処理場レベルの機材でろ過し、放出しています。


$都筑のくまのルーキー日記

そして最終の5基の活性炭濾過だけではまだ不安ということで

セシウム対策でこれにゼオライトの装置を加えます。

第2ブロックが「漏れて危険」という議論をしていくと

おそらく、市内で大量に処分する場合、どこにも処分できません。

僕の心配は「漏れる」心配より、

ハイパー港湾を目指しているのに

埋め立て後の土地活用で本当に買い手(特に外資)がいるのかどうかにあります。


しかも、ここにトラックでふつうに投棄すると飛散すると思いますので

再度安心かどうか多くの議論を内外でして

投棄方法を考えて、埋め立てを再度議論することも

1つのオプションとして持たなければならないと思います。


もっと僕らも勉強して、次の委員会までに代替案の案は示していく責任があります。

今日も山積みになっている現場の金沢の人たちを放っておくことはできません。