くさまです。


みなさん、資源ごみの持ち去り」見たことありませんか??


都筑のくまのルーキー日記
(写真はイメージです)


横浜市は、地域のコミュニティー形成と、資源リサイクルのために


資源ごみの集団回収を推進しています。


よく町内会とかで古新聞を集めていると思います。


※集団回収とは


※都筑区の集団回収は?


特に古紙については集団回収100%を横浜市は中期計画で目指していまして


実施する町内会などにはキロあたりの報奨金も出るんです。


都筑区の場合、去年7月1か月で古紙を746トンも回収していますので


報奨金に換算すると1か月に223万円分にもなります(1キロ3円)


これは町内会の貴重な財源になるのですが


ここ数年、古紙の中国への輸出量が倍増し、


一時期暴落して値もつかなかった古紙の値段が急騰しています。


そのため各地で指定回収業者以外が古紙を無断で持ち去るケースが続発しているんです。


中国にもっていくとキロ当たり12円らしいので


都筑区集団回収1か月分の古紙で、900万円近くなります


隣の青葉区では、この持ち去りが深刻化しているのですが


都筑区でも、東山田地域を中心に、被害が多発しています。


そこで


持ち去りを政策・立法で防止するため


僕ら自民党の担当委員で


首都圏で唯一


条例で持ち去り行為を禁止するとともに、


持ち去り禁止命令に違反した者に対しては、5万円の過料を科している


品川区に直接お話を伺いに行きました。



都筑のくまのルーキー日記

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横浜市でもそうですが、今自治体の抱える政策課題は、


「持ち去り」を取り締まれる法的根拠がないことにあります。


ごみの所有権はどうなるのか、窃盗としても軽微すぎるとか・・


そこで品川区では


H20に「品川区廃棄物の処理および再利用に関する条例」を改正しましたが


条例の中で持ち去り業者に対し、


収集運搬等禁止命令を出すことができるようになっています。


都筑のくまのルーキー日記

条例では過料という罰則規定も盛り込んだので


警察も単なるごみの「窃盗」で動くのではなく、


「持ち去り」そのものについて動きやすくなり


この前は一斉配備をして、


別件でもガンガン業者を挙げたということでした!


お巡りさん、こうゆうこと頑張ってほしいです。



東京では、持ち去り防止の条例化が進んでいて


報道によると、条例制定した自治体では


以前は回収日のたびにあった被害通報が、最近はなくなったといい、


ある市の担当者は「条例の効果はある」と強調され、


東京都も「制定自治体が増えれば、抑止効果が広まる」


と歓迎しているそうです。


この問題は業者とのいたちごっこなので


持ち去り業者は、規制が緩い自治体にどんどん流れていきます


条例をつくる、僕ら議会の出番です!


横浜市で、しっかり条例化進めていきます。