くさまです。
昨日は、くさま所属の温暖化対策委員会 が開催されました。
先日の節電チャレンジの結果や
横浜市の節電計画・基本方針についての議論をしましたが
くさまからは
節電に対する市役所の本気度を示すためにも
メールでお寄せいただいた意見もあり
横浜市立図書館の節電理由による輪番停電は意味がない。
という訴えを、あえて強くさせていただきました。
横浜市立図書館は
7月1日から9月30日まで
節電が理由です。
なんですが
1、横浜市立図書館の蔵書は各区の図書館で取り寄せ対応があり、また、日々のメンテナンスのために輪番休館しても職員は働いている。
2、図書館のシステムは輪番休館しても動いている。
3、すでに蛍光灯を減らしたり、エアコンを高温に設定している(かなり暑いです)
4、図書館によっては都筑図書館のように区役所の中にあったり、構造的に空調システムが図書館だけのものではなく、休館しても意味がない。
5、節電中の図書館を開館して市民を受け入れたほうが家庭の電力消費が減る。
都筑図書館だけで1日2300人が平均して利用。
→節電チャレンジでも、家庭での節電が大きな課題になりました。
6、東京都・川崎市や多くの自治体では節電理由の輪番休館は行っていない。
新潟市などは逆の発想 で、暑いからこそ図書館に市民を寄せようとしている。
普通の市民感覚なら、
少なくとも、
空調が区役所と同一系統の都筑図書館が節電対策で開館しないことは
不合理だと思って当たり前です。
以上のような理由で
実際自分で図書館を見てきたことも踏まえ、
温暖化対策統括本部長に質問しました。
委員長もフォローしてくれましたが
横浜市が本気の節電するのであれば
また、市民サービスへの影響を極力考えると
基本方針にまでしっかり書いたなら
図書館を閉館してまでも
それに伴う2300人の家庭電力消費や、市民サービスが低下してまでも
節電効果があるという、1つの筋を市民に見せなければなりません。
それでこそ
横浜市が節電に本気なんだと
じゃあ俺も。という発想につながるんだと思います。
温暖化統括本部がしっかり機能して
縦割り行政でなく
この効果を検証し、教育委員会に「開けよ」と言えるか。
統括本部の腕の見せ所です。