くさまです。
議会は震災対策一色です。
僕も所管の委員会でしっかり議論できるよう
今日も、関係者へのヒアリングと勉強会が続いています。
さて、
昨日メールをいただきました。
災害時、横浜のペットはどうなるのか?
というご質問でした。
国会秘書時代から
動物愛護行政にもともと関心がありましたので
震災直後に、
環境省の動物愛護管理室に問い合わせたところ
「福島や被災地のペットを救うために
各自治体が収容できるペットの数を
全国に問い合わせている最中」ということでした。
そして、
4月に当選してから分かったんですが
その環境省からの質問に
横浜市は回答できなかったようで。
日本一(を目指す)の動物愛護センターが
6月一般公開に向けてまだ準備中ということでしたが
横浜で受けられなきゃどこで受けるんだということです。
じゃあ、実際横浜が被災した場合、
ペットはどうなるかというと
横浜市は
災害時ペット対策のガイドライン をつくっています。
基本的な考え方は↓
市民の生活様式や価値観が変化する中、
犬や猫などの動物を家族の一員として共に暮らす方が増えています。
震災等発生直後には、このような方々がペットを連れて
地域防災拠点へ避難することが想定されます。
しかし、地域防災拠点は多くの被災者が避難生活をおくる場であり、
他の避難者に迷惑をかけないようにすること、
動物を苦手とする人やアレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない人がいることを考慮し、
各地域防災拠点の実状に応じたペット対策が必要です。
横浜市ではこうした事態に備え、
犬や猫を保管するケージの備蓄や
屋外にペットの飼育場所を設けた場合のテント貸出し、
動物救援活動の推進を目的とした横浜市動物救援本部設立の調整を行っています。
本ガイドラインは、
災害発生時に地域防災拠点に犬や猫のペットが連れて来られた場合を想定し、
各地域防災拠点の実状に応じたペット同行避難のルールづくりの一案として
ご活用いただくことを目的として作成しました。
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ペットのためのテントの設置については
自衛隊とも話しているようですが
実際の運用(ルール作り)は、
各地域の防災拠点(小中学校)で行われます。
震災になってからルールをつくるのはかなり難しいので
今から確認することが必要です。
防災訓練に今まで出ていた方は
地域の役員さんに聞いてみてください。
今まで町内会にも参加しなくて
防災訓練に出ていなかった方は
ぜひ、これを機会に
町内会に入って
地域の防災訓練に出て、確認してください。
ちなみに
横浜市も獣医師会を中心に
動物救援支援本部が設置されますが
岩手県でも、
災害協定に基づき被災保護動物を守っています。
http://www.iwatehisaidoubutu.net/