くさまです。
あまり知られていないようですが
そもそも今の民主党がやっている事業仕分けは、地方自治体から始まりました。
僕の恩師の北川教授が三重県知事時代にはじめた「事業評価システム」を皮切りに
構想日本さんが、行政側の政策評価として浸透させていきました。
それを、いち早く議会側の主催で開始したのが
僕らよこはま自民党と、京都府議会の民主党でした。
今日はその議会版事業仕分けの元祖である
僕ら横浜市会 自由民主党による
無駄撲滅プロジェクト・第2弾! を横浜市会で実施し
僕はルーキーとして会場にいました。
昨年の夏の「無駄撲滅プロジェクト・第1弾!」では、
横浜市環境創造局が展開する5つの事業に対し、
①ウェルカムセンター整備の抜本的な見直し
②環境活動支援センター事業の縮小
③海の森づくり事業の終了
④きれいな海づくり事業の見直し
など、多くの成果がありました。
今回は、住宅供給公社など横浜市の外郭団体に対し「政策棚卸し」作業を行い、
外郭団体の中身を明らかにし、
無駄がないか・必要とされている組織か・外郭団体でなければ出来ない事業かといった点について
現職の先輩方が「事業仕分け」しました。
特に、横浜市から市内のごみ処理を委託されている
横浜市資源循環公社は
ごみ処理施設四カ所の管理業務を市から委託されていますが、
公社はさらに民間業者と再委託契約を結び
その再委託件数は年間198件あり、うち随意契約は78件(39・4%)。
契約総額(約14億2000万円)でみると、78・1%の11億1000万円が随意契約でした。
横浜市と民間業者の間に入っているだけでほとんど意味がなく
また、119人の職員のうち87人が市職員OBというすごい外郭団体で
私たちはこの団体に年間、18億円の委託料を払っています。
民主が仕分けしないんだったら、自民がガツンとやるしかありません。
来年は、僕も仕分け人になれるよう、がんばります。