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クサキモさんの映画感想

映画のことなど何一つ分かっちゃいない人間が、才気溢れる人々が精魂込めて創りあげた作品に☆をつけるというイタいブログ。ホントになんも分かっちゃいませんが、映画を観るのが好きです。

もうテレビドラマのときからそうなんですどね。
このシリーズはなんだかよく分からないわけです。


で、分からないから見ない。


という人はシリーズ途中で離脱してるでしょうから、


分からないけど見る。


って人なんでしょうね、この映画まで辿り着こうなんて人は。


私なんかも比較的こちらのタイプで、
昔、アルピニストの端くれだった頃は、
そこに山があるから登ってたし、


酒なんかもたまにやるんだけど、2杯目以降は、
そこに猪口があるからあおるんだよね~


っていう割とイケてる感じの人なんで、
この映画もレンタル屋にあったから観たわけなんですが、


やっぱり分からないですねぇ。


でも分からないなりに興味深いところがあって、
それは、


“恋愛”と“死”を描いていないところなんですね。


戸田恵梨香さん演じるヒロインと、
加瀬亮さん演じる相棒との間に恋愛はありませんし、


それから、これはネタバレになるので読んだらすぐに忘れていただきたいのですが、
ヒロインを取り巻く人々について、
結局“本当の死”は描いていません。


つまり俗世間の人間ドラマはなるべくやりたくないのでしょう。


なぜでしょうか。


それは、そのほうが観る人にとって心地いい、
と作り手が思っているからですね。


確かにそうです。
たまには俗世間の人間ドラマを忘れたい者にとっては、
こういうユルい感じはたまらないんですね。


たまらなくて、
“恋愛”はないけど、それを超えた絆があったねと。
“死”はないけど、もっと尊い自己犠牲の精神はあったねと。
ああ、この世界観いいよねと。


頷いちゃうんですね。


こうなってくると、イケてるというか、もう完全にイカレてるわけで、
じゃあイカレついでに前作も見直してみようか、
あ、ついでにテレビドラマ時代のDVDなんかも、なんて考える……


どうしてなかなか。
作り手の商魂はユルくなかったんですねぇ。


ということで「劇場版SPEC~結~漸ノ篇/爻ノ篇 」は、
☆1つです!


なんかいろいろすいませんでした。