エヌビディア祭り終了
アメリカ市場は「株安・債券安・商品安」の、ゆるい全面安(ショックがあったとき起きるのが全面安だけれど、落ち方がゆるい)で戻って来たので「エヌビディア前に逃げておこう、利確しておこう」っていう動きが、すべての金融商品で起きた感じでした。
その後エヌビディアの決算が出て、時間外で少々下落しています。
ジャンプアップじゃなかったです。
「買いポジが多すぎれば、株価は下がる」
を再現してくれた感じです。
予想より、決算はよかったんです。
だから以前であれば、上がったんだと思います。
上がって儲かるチャンスをどうしてもつかみたかったのでエヌビディアの買いポジを作った。
それはオプションなので、たった1日で勝負がつく
オプション引き受けした方は「行使させなければ儲かる」ので、多かった買いポジがチャラにされる
という賭博です。
すごいにゃ・・・。
日経平均には逆のことが起きていて、SQの下落保険プットが多いんです、しかも高い。
エヌビディアが下がるなら(下がり続けるわけじゃないよ、1日で権利が終了する買いポジが負けただけ)逆の物が積み上がっている日経平均はSQ時高いということになります。
が、どうでしょうね。
日本株は昨日、明日上がってしまう心配で空売りが買い戻されたのか?引けにかけて勢い良く上がりました。
そのおかげでアメリカで夜間相場が終わって帰って来ても、下がったというような状況ではないです。
「ヨコヨコ、ふわふわ相場」
三山目なのか
上昇トレンドなのか
分かりません。
ドル円がこうですが日本は大変しっかりしています。
ドル円が円安になったから上った日経平均ではなく、インフレが昂進したから上がった日経平均だったと分かります。
2020年までは、年金と日銀による購入のインチキ株価上げでしたか、今の株価は、カネの価値がなくなった分だけ上がったという、本来的な株価上げです。
カネの価値がなくなるトレンドは、一度始まるとそのまま続きます。
国がジャブジャブお金を刷って撒くと、富裕層によって回収が行われます。
最終的には、庶民がその撒いた分のツケをインフレで支払うが、仕組みだからです、と読みました。
どこの国でもすべてその通り。
本当のインフレ終了ってカネの量を減らす方法でしか終わりませんが、コントロール側は富裕層。
さてどこまでやれるんでしょう。
日本は増え続けています。
今月も日銀さんのバランスシート過去最高額を突破です(株は簿価計算です・いくら株が上がってもそれで増えたのではなく国債を刷った量で増えます)。
なんだかんだでトルコ化しているのは確かです。
トルコでは毎日が最安値です(明日の物価は今日より高い)。
追記前場
今日から理屈上、先物と株価の価格は同額ですが、先物が安いです。
売る気で来ているなと思います。
やれるんでしょうか?