とにかく現物が安い、逃げが速い(画像・大恐慌時金価格) | にゃんこにゃーちゃん 小型投資家苦労ものがたり

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超小型投資家のにゃんこ・明日の分からない株式市場は毎日エキサイティング。ネット上の各種数値は月日が経つと消えてしまいます。記録をとって、将来の振り返りに役立てようと思っています。

何を知っている人が売っているのかわからず謎なんですが、現物がガンガン売られぬけています。

期間が長い、半年近く現物が安い。

にゃんこにゃー株は今週一瞬パート2か月分プラスになったってほっとしていたのですが、今日すでにパートマイナス1か月(働いて雇用主にお金を取られたりはしないが)になり、上った瞬間どれだけ売られたんだとしみじみ感じています。

 

先物主導の売りっていうのが2023年秋までの常識で、今は現物主導の売りです。

投資が長い皆様に教えていただけると嬉しいのですが、半年近く現物価格が先物価格を下回り続けたことはありましたか?

先物が高いなら株価は上がらねばならないはずですが、下がって行ってしまっています。

表示が間違っているのか??と、板情報を疑う毎日が続いています。

 

私は2012年からデイで株を始め、2013年から現物に切り替えて株をしていますが、経験がないのです。

なぜ現物が下回り続けるんですか?

投資業界にいたことが無く、理屈がつかめません。

 

 

 

 

今日は日経平均指数もなんか爆下げですが、チャートに沿っていると言えば沿っているともいえる。

「押し目」の形です。

上昇トレンドラインをキープしています。

アメリカ株は先物も含め最高値範囲中なので、日本はなぜか上らない今日、連動しなくなったということです。

 

 

個別は別です。

ファンドが入っている銘柄は下がりません。

また業界トップ銘柄も、それなりに株価対策してきますから下がらないと思います。

PBR1倍未満トップ銘柄もしかり。

 

ですがそれ以外は持たない方がいいのでは?と思います。

中国人の投機で、1月からあれだけ上げたんですから、本土市場の爆上げにより、慌てた中国個人抜けでどれだけ下がると思います?

元から日本が3月付利することで円高になる、そのとき抜ける予定だったのが円安が高進し続け、ぜんぜん得できないってことになったんだとは思います。

個人は円にヘッジなんかかけてないと思います。

 

追記・個人とかじゃなくて投機筋が中国株買いだそうです。

中国株買いの時は、セットで日本株売りがついているので(アジア株として一定の比率で投資するから、どっちかを買ったらどっちかは売りになる)世界の過去最高値の株価について行かない、1月の中国株状態なのは理解できます。

それが分かっていれば、日本の個人も早めに逃げるわけですね・・・。

とにかく新NISA導入以来、買うなら世界株、日本株じゃありませんって新規投資組に宣伝されつくしてしまっていて、自社株買いで企業自体が買ってくれるようなところ以外ではどうにもならない個別株です。

実際、世界株ETFは最高値更新中です。

今日たまたま下がっているだけかもしれませんが、上った時にすらマイ銘柄が下がり続け、しかも業績予想は増益です。

場中追記

見込みのない下がり方をしているので、半分損切りしました。

評価損5%まで来たら全部損切りします。

その時しないとマイナス15%くらいまで引き込まれていくのが過去のすべての失敗での経験なので、自分の感情は消して自動で損切します。

過去何度も「いや今回はいつか脱出できる」と思って粘り、評価損を膨らますだけでした。

そして結局大きい金額で損切です。

皆様の銘柄は私より良いだろうからナンピンで薄めていつか脱出できるかもしれません。

ですが今回の個別の動きを見ていると、本当に誰も個人投資家(富裕層で大口の方)がいない感が強いです。

 

 

いままでマイ株の理屈に合わない下げっていうのは2018年12月にしか経験なく、それに近い状況。

増益でも、過去10年株価の底に沈んで買われないのは最高にやばい気がしています。

 

実感として今年マイナス50万くらいになりそうです。

今はまだパート1か月分マイナスで済んでいますが・・・。

明日マイナス2か月分まで膨らんでいても不思議のない下落ですね。

 

 

6月減税でカネをまくため日本は飛び上がったインフレにこの夏秋になります。

カネをまけば、1番上がるのは食料で、結局最底辺の人がツケを払います。

インフレになれば株価指数は上がるはず。

日経平均は上がりますが、個別はインフレに乗れるものと、統制経済由来(医療介護保育運輸土木等)で乗れないものに分かれます。

許認可・公的機関の支出切りつめ押さえつけのある銘柄はダメだと思います。

 

ディズニーの入園料は、2000年以降で2倍になっています。

これが日本の貨幣価値の切り下げ状況判断に合っているように思います。

民間給与手取りは上がっていないので、給与の価値は、同期間で2分の1になり、給与と生産性は比例なので生産性も2分の1ということです。

 

来月赤字財政から国債を刷っての4万円放出で、インフレが加わり、日本円の価値がまた下がります。

インフレは国の財政の悪化を隠すための非常に良いやり方で、どの国もインフレ経済を常に目指すそうです。

貨幣価値が下がれば、政府借金の重みも減り、業者からの政治家への懐銭の単位はインフレに合わせ増えていきます。

それになにより消費税がバンバン増える。

人は生きて行かねばならないから。

 

 

紙屑通貨をなるべく持たないようにする(うちはほぼ紙屑通貨しか持っていません)。

株が持てないなら金(ゴールド)なわけなんですが、これがまた、日本円の価値低下に合わせバカ高くなっていて、そっちにも行けない袋小路です。

円建てゴールド価格は、株の価格を上回って上がっています。

2000年から10倍になりました。

短期的にみると、株のほうが上昇で勝っている期間もあります。

ですが期間を長くとって均すと、金の勝ちです。

現在すごく高いので、今買ったとしたらどうなるか分からないです。

 

株のオタクをしていて金の話をするようになるとは思わなかったです。

それほど「国の紙のカネ」の価値が落ちたここ10数年です。

 

ついでに今、海外勢による日本国債売りが相当あるとのことでした。

国債は日本人が持っているから平気っていう時代が終わり、流通国債(日銀保有国債以外)のうち15%弱を海外勢が持っています。

国庫短期証券まで含めると日銀さん保有分を計算に入れても13.5%持っています。

円債が売られているなら、円が安くなるわけだ、って思います。

 

 

 

参考・最悪の場合の時の株価と金価格

1929年10月大恐慌開始1933年まで続き、最後戦争になる

大恐慌が発生してから金を買うので間に合う、今のようにイケイケのときには株でいいと分かる

金も相当遅れてしか倍上げすることが無い。

大恐慌のような状態の場合、押し目ひろいで100%金もしくはビットコインでいい

大恐慌時株価チャート1929大恐慌の株価チャート | 小さな石ころの上で (fujii.org)

1929~1933大恐慌

 

狂騒の1920年代という好況だった時代の後、大恐慌は来ました。

戦争終了とスペイン風邪パンデミックの後来た狂乱マネー時代です。

貧困層は全然豊かにならないまま地べたを這っていましたが、富裕層は資産を激しく増やしたそうで、今と同じと思います。

狂乱って、長く続きます。

すぐには終わらない。

ただ最後は戦争で、つきすぎた格差を修正しますので、行き過ぎはよくないです。

狂騒まで行かずバブル程度で終わったほうが平和に終了できます。