この展開で3A崩れなかったのが・・・うん、良かった、っていう。3本目が決まった時点で、こっから先は大丈夫そうかな、と思いました。特に根拠はないですけど。

4Sの準備時間~とか、公認PB~とか、要らんこと書いたせいかな・・・



さて、楽しくない話、いきますか。



















去年6月の記事↓で

バレてたでしょうけど、「エクソジェネシスを選んだ時点で、今季PCSでのブレイクスルーはない」と思ってました。

まあ、理由はいろいろと・・・

ジェレミーのエクソジェネシスを見返してて思ったのが、「4分半」と「4分」ですよね。この曲もともとが4分37秒?くらい?らしく、ジェレミーはほぼ無編集だったと思います。

音楽って、作編曲をした人が、検討に検討を重ねた上でそのバージョンでフィックス・リリースしたものなので、編集しないに越したことない・・・「無編集=ジャッジが聞いてて一番耳心地が良い状態」なんです、たぶん。

ジェレミーのエクソジェネシスが成功した理由の一つが、曲をほぼ無編集で流してるところに、エレメンツをうまく当ててってるから、だと思います。男子FSを4分半→4分にしたのは大正解だと思ってる私ですが、エクソジェネシスは例外かもしれません。

FSの演技時間が4分になった今、ジェレミーのエクソジェネシスに勝つのって、たぶん無理なんですよ。ジェレミーのエクソジェネシスに好感持ってるジャッジほど、他の選手がやった時に、無意識にPCS渋くつけるんじゃないか・・・とかね。

以前、ロマンがFSじゃなくSPでエクソジェネシスを使ったのは、賢い選択だったと思います。「ジェレミーとは別物」感を出せますから。

しかし・・・ホントによく使われますね、この曲。「アンバーの国際大会3A初成功プロ」までこれになるとは。ジャッジが曲に飽きてるからPCS出ない・・・というのは、ありそうな話です。

オペラ座とか、もっと頻繁に使われる曲もありますが、ミュージカル系は、何曲かある中から選んで編集できますからね。もとが4分37秒の単曲だと、差別化は相当難しいですよ。「ラフマニノフピアノ協奏曲第二番第二楽章をデイヴィッドギャレットがアレンジしたやつ」と、ざっくりな曲調としては似てるっていうのも、シーズン前半は気になりました。

「この曲でプロ作って、それを見せられたジャッジはどう感じるだろうか?」っていう視点・・・必要だと思いますね。競技用ですから。

とりたててやりたい曲がないなら、振付師に候補曲送ってもらうのが良い気がするけど・・・振付師って、「この競技でほとんど使われたことないけど、やってみたら合うんじゃないか」っていう曲のストックを、たくさん持っていそうです。

※去年のKENJIの部屋を見るに、KENJIあっこは原則選曲ノータッチぽい

 

↑これはゆはなの考えですけど。「選手が知らなさそうな曲を送る」のはミソだと思います。



でも・・・

 

・・・結果論で言うと、良かったのかなぁ。

「3クワド2アクセルをまとめる」がGPSで出ず、全日本前に、「軌道を変えて(≒CO的に難度を下げて)ジャンプの安定を取る」処置が入ったようで・・・この曲、そういう処置に関しては、入れやすかったんだろうと思うんで。



そういや全日本FSのPCS・・・

ここまで激辛でつけなくても・・・ああいう流れでしたし・・・。いや、まあ、ダメですけどね。「試合の流れ的に」とか、「前の選手が」とか。

ただ、「そうたにCO8点台は出さない」って感覚・・・理解できちゃうんですよねえ。今日もJ3とJ6がそのようにしてましたが。



どの試合が・・・ってことじゃなく、ありがちな傾向として、

「高いPCSを出した選手」「PCSの持ち点が高い選手」の次に演技すると、実態に即してないPCSをつけられることがある。恐らくジャッジが「下げ幅」を間違えるせい。実態より高く出る場合が多いが、まれに過剰に渋くつけられることがある。

・・・っていう認識ではいます。※私がそう思ってるだけです。合ってるかは分かりません。






さて、まだワールドが残ってますが、日本勢のPCS公認PBはこんな感じです。



 

今季の数字を青くしました。スケカナのFS PCSとは何だったのか・・・

 

SkatingScoresのSegment Total Queryでおさらいしたところ・・・

かずき、一昨季ワールド・昨季ワールド・今季JOで、87点台が3回出てるんですね。今季全日本FSもそれくらい出して良かったんじゃないかと思います。一方かおは、87点台の「2回目」は、今のところ出ていません。

今、日本勢でコンスタントに9点台を取れるのが、しょうま・ゆうまの二人。ワールドでかおがどうなるか・・・と言っても、正直ワールドはPCSインフレが起きやすい・・・仮に9点台を取れたとしても、今秋の主要国際大会でもう一度取らないと、「ホントの持ち点」にはなっていかないんだろうと思います。

従って、かずき・そうた・しゅんとしては、「まだ大丈夫、まだ大丈夫・・・」って感じでしょうか。

今季、「4Lz入れてジャンプ揃えたらアダムのPCSが跳ねた」ということがあったんで、来季日本勢の誰かに、同じことが起こる可能性はなきにしもあらず??









ところで、さぁ・・・









去年、GPフランスのエキシでゆうまのウェルテルを見た時、はっきり思っちゃったんですよ。






「2025全日本までに、そうたのPCSがゆうまのPCSに追いつくことはないだろう」って。

これほど裏切られたい予想はないですね ('A`)






・・・時に、そうたのPCSはカネで上がるんだろうか?

いや、ジャッジを買収するとかじゃなく^q^

「新しい振付師が、よさげなものを作ってくれたけど、当初の設計通りに完遂できなかった」ってなるなら、非常にシビアな言い方をしちゃうと、誰に頼んでも同じじゃないの説・・・

「ジャンプ前にターンやムーブメントを入れる」「振付師の指定通りの軌道でジャンプを安定させる」・・・結局、PCSを上げるために真っ先にやらなきゃいけないのは、ジャンプ技術の向上のような気がするんですよね。

ただ、「そうたのジャンプ前のブランクが長いのはジュニアの頃からだ」という指摘もあり。

↑一昨年このブログに貼っつけた、某海外チャンネルで言われていたことです。あくまで個人の感想です。

24歳からそれを改善することが、果たしてできるのか?カネをかければ可能なのか?「3クワド2アクセルをまとめる」の3回目が、今日、出なかったという状況で・・・それの改善を目指すのが正しい方向なのか??

・・・よく分かりません。

「鳴ってる音を拾おうとする意識」「曲調変化を身体に落とし込む技術」とかは、陸でダンス系のレッスンを増やせば改善するかもしれませんが。



ちょっと脱線するけど・・・

↑「陸上で踊りの練習をしているわけではないです」・・・びっくりだよ。先天的に「持ってる」のか、それとも意識の高さだけで何とかできるのか。



話戻すと・・・

ここで参考になるのはジェイソンですかね。ジェイソンも3Aの前のブランク長めじゃん・・・特にFSの2本mゲフンゲフ 「それ以外」の時間を超濃味にすることで、PCSを取っている。その超濃味を支えているのが、おそらくロヒーンであると。

でも、そうたが、ジェイソンと同じくらいまで構成を下げるのって実質ナシだし、「構成低めだけどPCS取れるキャラ」に来季すぐ転向するのも・・・たぶん無理なんですよねぇ。



これも黙ってたけどさぁ・・・



去年、映画館で初めてTeethを見た時、

3Fの準備時間何秒使ってんだ!この曲でそんなことやるならジャンプ1本減らせヽ(`Д´)ノ

って思ったんです。

後日ゆうまのウェルテルが出てきて、「準備時間ほぼゼロで3Loを跳ぶ」が入ってて、あ~・・・って。



そうたの活動費の収支がどうなってるのか、全然分からんですが。3月をもって学生の身分じゃなくなり、スポンサー探しに奔走するのかなぁ。

今まで累計いくら渡したのか、アンリム運営から報告書を出してほしいというのは、ちょっと思ってますね。

カネで解決できそうな見込みが立つなら・・・

月額課金の他にまとまった追加支援を頼む・・・一般的なクラファンみたく、グラフが伸びてく形のものを立てるっていうのは、まあ最終的にはアリかもしれません。






結局、今そうたに一番言いたいのは・・・

体をいたわってくれ

・・・ですかね。特に右足首と左腓骨!

滑走屋、1週間前だというのに配信情報がなく、私は見ることすらできないかもしれないけど。どうかステイヘルシーで。

頑張れるのは全日本前だけ・・・じゃない、「人生の中で頑張れる最後の2年間」が、もう始まってるぞ!

 

・・・とか、思ってますね。最近。











これで26-27シーズンやりますってなっても、「あ、そう」で平常運転なんだろうな、私^q^