ずいぶん前こんなツイートしたけど↓
姐さんの全日本ウェストサイドは鉄板だよね。私もテレビの前で泣いた。試合を見てて泣いたのは、あれが初めてだったなァ。
— 緑の草人 (@kusabito0110) July 5, 2020
この時、演技中じゃなく、点数出てから泣いたな、とか思って。
・・・ちょっと思い出話をしようかと。なにぶん古い話で、Web記事等の出典を示せないのが多いですが、まあ話半分で聞いてください。
以前twitterで書いたように、あっこ推しになったきっかけは、2008NHK杯ExのリベルタンゴⒸKENJIでした。
↑振付師KENJIの初期の話が載ってます。
正直その時点では、バンクーバーの3枠目に入るのは他の選手・・・もう、まどろっこしいから名前出しちゃいますが、ゆかりだと思ってました。
・・・って、当時の私は、ルールとか採点とか、大して分かってなかったんですけど^q^
2009中国杯であっこが優勝して、風向きが変わりました。なんやかんやであっこはGPF3位、ゆかりはGPSで3位と4位。
2009全日本前の時点で、GPS連勝&GPF2位(日本勢最高)の美姫は当確、真央もさすがに・・・ということで、実質空きは1枠でした。
↓2009全日本女子FSの滑走順
19番中野
20番安藤
21番浅田
22番村主
23番鈴木
24番村上
まず、ゆかりがFS参考PB(たぶん)を出して暫定1位になります。
この時の演技後インタで、ゆかりは「後に滑る選手にも良い演技をしてほしいです」みたいなことをサラっと言ったんです。「ウソだろ!?この状況で!!?」・・・ある種の畏怖を覚えましたね、ゆかりに対して。
暫定1位真央、2位ゆかり、であっこのターンになりました。
そして伝説の・・・
何もないところでコケ
3Lo着氷して次へ行こうというところでパターンと倒れました。おそらくこれが、現在まで連綿と続く伝統の始まりです。なんかつい最近もあったような・・・
それでもあっこが暫定2位となります。GPF3位のあっこが全日本台乗りなら、そりゃ当確ですわ。「あ~、あっこが本当にバンクーバーへ行くんだ~」と思ったら、なんか泣けちゃいましたね。本人も泣いてたし。
久々に画見返したら、よりこ先生わっっっかい 14年前だもんな ('A`)
・・・と、そんなことがあったので、数年後、あっこのブログにこの写真↓
が載った時、じんわりする感ありましたが。
さらに数年後、2021年になって、ゆかりが↓を出したんですよ。
ゆかりにとっては・・・「10年経っても抜けないトゲ」なのかなあ、って思いましたね。
次に泣いたのが、2011NHK杯SPハンガリアンラプソディ・・・
と、その前に、前のシーズンの話をせざるを得ない的な。
10-11シーズンは、おかなさんがシニアに上がってきた年で、あっこはワールド代表になれませんでした。4CCに派遣されたけど揮わず。「バンクーバーでやめたほうがきれいに終われた、年齢が年齢だし」みたいなことを、けっこう言われました。
2011NHK杯SPは、あっこが3-3を初めて成功させた試合です。最近の女子シングルの状況からすると「えっ!?」って感じですが・・・ある意味良い時代でしたね。
そういやこの時も、演技中じゃなく、終わってあっこがピョンピョンしてるのを見て泣いたような・・・長久保先生が「お客さんこんなにスタオベしてくれてる、まだやめられないぞ」って言った話は、すごく覚えてますね。
次が2012NHK杯FSで・・・あの時はChSqの時点で泣いてました。今でも条件反射的に涙腺緩んじゃう・・・Cirque Du Soleil O, Desert
・・・
ここまで書いてて、「私、加齢によって涙腺キツくなったんだろうか?」って思ったんですが、そんなこともないんですよね。
演技そのものに対しても、選手泣いてる→もらい泣きパターンにしても、完全に泣くところまで行く時は行くんですよ。
何が変わったって・・・知識量ですよね。ジャッジが見るような資料が公開されてたり、実名出してる元選手が解説動画出したり、ゆはなが色々流したり、昔に比べると、素人が勉強したいと思った時の環境は、相当整ってきたと思います。
誰のどの演技に対してどれくらいPCSがついてる・・・みたいなことを頭に入れてると、画を繰り返し見てる選手ほど、見方がシビアになってどんどん泣けなくなるって話です^q^
・・・と言って終わろうとしたんですが、どうもそれだけじゃない気がしてきました。
思えばあっこのキャリア終盤って、「年下の選手の突き上げ」に、そんなに遭わなかったんですよね。美姫も一度抜けたし。確か当時、庄司・西野・大庭の3選手が次世代3枚看板みたいな感じで・・・みやび様は今もいらっしゃいますが、年上の選手をガチで脅かすみたいな感じには、残念ながらなりませんでした。
2012全日本で、あっこはさっとん(その年の全ジュニ優勝者)に負けて台落ちしたものの、2013全日本では13度目の正直で優勝・・・
今の男子上位陣と比べると、はるかに安心して見てられる状況だったのかもしれません。・・・いや、当時はハラハラしてたけど。今でもあっこがショーでジャンプ跳ぶ時、かつての3Lz前のハラハラが蘇るし←
な~んで素直に泣けないBBAになっちゃったかと言うと・・・2025全日本後の選考に勝てるのか、みたいなことを、常に考えてるから・・・かもね。
そういや先日↓見てたら
たまに会うと「健康」の話になるって・・・('A`)
あ~あ、私も年とったなぁorz