毒兄 89 | 嵐ちゃん大好き~妄想物語! くるとんのブログ

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基本、潤担ですがメンバーみんな大好き!
下手くそながらお話作っとります(o^-^o)
潤くん絡みのお話達…

翔潤
末ズ
じいまご
モデルズ

お暇なら是非覗いてみてね

風呂を掃除してからリビングに向かう

潤はすでにベッドにいて

おじに髪を乾かしてもらってた



「潤、髪伸びたな…」



おじが独り言のように呟いた

そして俺に気づく



「お疲れさん。お前さ、たまには俺にも潤の風呂を…」

「嫌だね」


「最後まで聞け!俺だって潤を風呂にいれるくらいできるぞ!」

「だから嫌だって言ってるだろ」



「つまんねぇの。智は意地悪だな、潤-」



おじが潤にごちゃごちゃ話してるうちに

俺は夕飯の準備にとりかかる

おじにしばらく潤のことを頼んで

さっさと手早く飯を作るんだ

そして今日もまた3人で夕飯を食う




「智、明日は何時に出るの?」

「9時」


「帰りは?」

「21時」


「そ。飯は気にすんな。俺がやっとく。潤のことも大丈夫だから」

「ああ。できるだけ早く帰る」


「せっかくだからゆっくりしてきていいぞ。泊まってきてもいい。ずっと家にいるばっかなんだからたまには息抜きしてこいよ」

「息抜きする必要ない」


「…。」

「できるだけ早く帰るから潤を頼む」



潤も飯を終えたからボトルを外す

後は歯磨きをして寝かせる



それから俺は今日の潤の様子を細かく記録に残すんだ

その様子をおじは酒を飲みながらじっと見ていた



「なに」

「あっ?」


「なに見てんだよ」

「いや、いつも一生懸命だなってさ。よくやるよ」


「別に。好きでやってるから 」

「マメだね智は」


「バカにしてんだろ」 

「全く。尊敬してるよ」


「嘘つくな」

「バレた?」



声を出して笑うおじを軽く睨み付けて

また視線を落として記録をつける

潤の様子を細かく細かく


これに意味があるかはわからないけど

それでも続ける

何か変化に気づけるように 

変化が起きるように




夜も更けて

おじは潤の側から離れる

まだ寝るわけではなくて部屋で仕事の続きをする為だ

俺に息抜きしろって言うけど、自分こそ息抜きすべきなのに


全てを捨てて

潤と俺の為だけに生きてるように感じる

親でもないのに、そんなにまでして俺らの世話を焼く必要ないのに



だけど

今の俺らにはこの人が必要で

頼るしかない




「おやすみ潤。智、なんかあったら呼べよ」

「ああ」


「明日、あいつらはここに来ないの?」

「連れてこない」


「会いたいんじゃねぇの?別に会わせてやっても構わないぞ。ニノだっけ、あいつには特に」

「…そんなことはできない」


「なんで?」

「あいつ…ニノが今の潤を見たら耐えられなくなると思う」


「…智は本当に優しいね。じゃ、また明日。おやすみ」

「…ああ、おやすみ」



そして潤と2人きりの時間になる

潤の横で俺は体を休める 

潤の横顔はやっぱり綺麗だ



「おやすみ、潤」



言葉は帰ってこない

お兄ちゃんって呼ばれることもない

俺の胸に顔を埋めることも

俺のキスに頬を染めることも


この先ずっとない