こんにちは
静岡に引っ越してから不妊治療に力を入れてる病院に転院しました。
病院についてはまた書きます
A君とのハナシはこれで最後にします。
鬱になったA君も、病院のお薬と3カ月の休職でだいぶ症状も良くなり、よく食べるようになりました
A君はそろそろ仕事復帰したいと上司に相談して、病院の先生にも無理しない程度に、通院はこれからも必ずするようにと念を押されて、自ら希望して復帰しました。
復帰後、A君は以前のように元気になり、仕事も順調そうで、笑顔も増えてきて私はホッとしていました。
そしてクリスマスにプロポーズされ、私達は翌年の5月に入籍することになりました
年末にはA君の地元に行き、家族にも改めて結婚報告。A君のご両親はとても喜んでくれました。
年が明けて1月には、結婚式の会場を2人で見学に行きました。
そして、A君の希望もあり秋に結婚式を挙げることにした。
結婚式会場を予約した。
友人たちにも入籍や結婚式のこと、お祝いも兼ねて集まったり、楽しい時期でした
A君はその頃には病院に行かなくなりました。
「最近病院行ってないけど、大丈夫?
処方されてたお薬なくなっちゃたよね。
まださ、先生は完治とは言ってないんでしょ?仕事も忙しくなってきて、また再発しちゃうのが心配だし、病院行った方がいいんじゃない?
」
A君は
「もう全然大丈夫だよ
病院行くにも有給取らないと行けないし、もう薬飲まなくても平気だよ!」
というやり取りが何度かありましたが、
元気そうなので大丈夫かな?くらいに思ってました。
そんな矢先…
A君の会社に顔を出す保険屋さんが私達が結婚するので、今後の保険プランをA君と私に説明してくれる機会がありました。
最後に鬱病と診断されたら数年入れない保険がある、という説明をされました。
保険屋さんはA君が鬱で休職したことは知らないのでサラっと説明していました。
その時、A君は少しうつむいていました。
数週間後…
A君の様子がまた変わった
顔つきが明らかに変わってきた。
元気ない。口数が少ない。食欲もない
以前の状態のように目に光がなく、常に疲れているようでした。
私は
「最近、また前みたいに元気ないよね?
つらい事があったら何でも話してね。
聞くことしか出来ないかもしれないけど、ホント心配だよ」
A君は泣きそうな顔で
「職場の人達に結婚するって話したんだ。
そしたらさ、一家の大黒柱になるんだから、ますます頑張らないとな!って言われて…
自分でも休職してた分もあるから頑張らなきゃって…
なんだかプレッシャーなんだよ。
仕事もうまくいかなくて。
最近、休む前の時みたいな感覚なんだ…
」
やっぱり…。
A君は頑張りたいけど、頑張れない状態。
ホントは少し前から鬱の症状が出ていたけど、自分自身が信じたくなくて言い出せなかったそう。
私はとにかくA君をまた病院に行かせないといけないと思いました。
A君は病院に行き、
鬱状態と診断されました。
3カ月休職しても同じ職場で同じ仕事、すぐ完治するものではない、とお医者さんには言われたそうで、決められた通院と薬の服用を強く言われたそう。
A君は上司に診断書を出し、今回は休職せず携わっていたプロジェクトからは外れ、体の為に時短で早めに退社できるようになった。
私が仕事で帰宅が遅い日や、後輩とご飯に行くことにも小言をいうように…
「また後輩とご飯行くの?
」
「今日も帰り遅いの?
」
A君だってまた症状が出て、焦りやストレスで辛いのかもしれない。
でも私も仕事後に真っ直ぐ帰りたくない日もある。
1人で少し買い物をしたり、カフェで息抜きしたい日もある。
その頃のA君の口癖は
何時に帰ってくるの?
2人の時間を大事にして。
休日は友達と会わなくていいじゃん。
俺がいるじゃん。
鬱状態のA君には、気を使ってきついことや感情的なことを言うのを控え、自分の気持ちを抑えていた。
私は食欲もなくなりゲッソリしてきた

A君との会話も、楽しみにしてた結婚式の話もほとんどしなくなってた
私はA君と一緒にいることに疲れてた。
A君に正直に話そう。
私はA君に
「入籍も結婚式も、今は考えられないんだ」
感情的にならないよう、ゆっくり淡々と話した。
「急にどうしたの?
親も結婚式楽しみにしてるんだよ!
今さら結婚式はキャンセル出来ないよ💢!!」
A君は少し怒ってた。
A君は、時間はかかるかもしれないけど病気は治す。
貯金はちゃんとしてきたから、いざという時も大丈夫。
入籍も結婚式の日にちも変えないで進めよう。
そう言ってきた。
入籍するしない、そんなやり取りが増えてきたし、A君とギクシャクし始めた。
衣食住を共にする相手とうまくいかなくなるのがこんなにもストレスを感じるなんて。
入籍予定日も迫っていて、私はどんどん憂鬱な気持ちでした
A君と離れたいと強く思うようになった。
A君に対して優しい気持ちになれなくなって、全てにイライラするようになった。
もう、無理だ。
日曜の朝、私はA君に
「私、この家を出たい。
実家に帰りたい。
ひどいこと言ってるってわかってる。
A君にプロポーズされた時、A君と結婚するんだって思って嬉しかった。
家族になるんだって思って嬉しかった。
同棲したのもA君と結婚するって思ってたからだよ。
でも、ごめんなさい…」
「は??待って!!!
急に何?
実家に帰るって…
帰って…くるよね?」
A君は顔を真っ赤にして泣いてた。
私は「…ごめんね…」しか言えなかったと思う。
とりあえず旅行バッグに入るだけの洋服と下着を入れた。
A君が引き留めるのを振り切って、振り返らず家を出た。
親は突然の訪問に驚いてた。
私は玄関でわーわー泣いていた。
両親に全部話した。
母も泣いてた。
「A君には本当に悪いけど、入籍しなくてよかったよ。
お母さんはそんなこと聞いたらもうA君とは結婚させられないよ。
あんたが泣いて帰ってくるってことは、もう限界だったんでしょ。
一緒に住んでみて、お互いのこと色々分かってダメになることもあるって分かったんじゃない?」
父は悲しそうな顔で何も言わなかった。
私はずっと泣いてた。
A君の方が私に出て行かれて泣いてるだろう。
入籍予定3日前だった。
その後、私は実家から会社に出勤するようになった。
A君からは頻繁にメールが届いていた。
これまでずっとPIKOに甘えていて本当に申し訳ない。
入籍や結婚はまた落ち着いたらでいい。
一緒にまた暮らしたい。
早く戻ってきてほしい。
前と変わらず付き合っていきたい。
そんなことが書いてあった。
でも私は返信できなかった。
電話も出なかった。
A君は私が戻ってくると信じていた。
私はA君と別れて、同棲を解消しなければいけない。
A君のことは病気も含め、とても心配していたしA君を想うだけで毎日泣いていた。
一緒に暮らしていた人を嫌いになったわけじゃない。
沢山思い出もあるし情だってある。
だけどもう疲れてしまって無理だから家を出たし戻れない。
私はA君と直接会う勇気がどうしてもなくて、電話で別れたいことを話した。
A君は私が戻って来ると信じていたこと、一人でどうやって生きていけばいいか分からない、別れるなんて納得出来ない!と泣いていました。
この辺りは辛くて思い出せないです。
でも顔を見たらきっと情に流されて言えなかったと思う。
私の荷物はすぐに運び出し、私はA君と同棲を解消し別れました。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
あれからもう数年経つので、記憶が曖昧ですが読んでくれた方はありがとうございます
妹がA君を昨年街で見かけたと話していましたが別れた後のことや近況は分かりません。
A君のことを思い出すと未だに悲しいというか、色々思ってしまいます。
でも少なからず誰でも辛い恋愛ってあると思います。
A君との話は終わりにしますね