3月15日木曜日に入院
16日金曜日に手術
23日金曜日に退院しております。
ぼちぼちと振り返りながら詳細を記述しています
自己満足日記なのでやたらと長いです。
3月16日金曜日 手術当日
眠れないまま朝をむかえる
AM6:00 術前飲料
7時半までにコレ飲んでおいてね~
気分が悪くなるようなら残しても大丈夫だけど
術後の脱水症状などを防ぐためにも
甘いけどできるだけ飲み切ってね
と、イオンなんちゃらな500mlのペットボトル飲料と
みかん味のなんちゃらな250mlくらいの紙パック飲料が渡される
水分とるのは苦にならないほうなので、早速飲んでみる
まずぃ~
紙パックのほうなんて、甘いはまずいは飲むのきつい~
これは、たらたら飲んでたらば余計に辛いと判断し、
頑張って一気飲みプハー
あとは、歯を磨いたり、顔洗ったり~で時間をつぶす
AM8:15ごろ 家族到着 手術着に着替える
私の手術開始時刻はAM9:30予定
それに合わせて家族はAM8:30までに病院にくるように言われてた
早朝からみんな、ありがとう感謝です
手術着に着替えましょうね~
と、浴衣みたいなのを渡され、
弾性ストッキングも履いてくださいね~
・・・と昨日、看護士さんがサイズを測って引き出しに入れてくれた
ものをが取り出そうとしたところ
あら、不思議。
なぜか、私の手術セットが2つ。
弾性ストッキングもサイズ違いで2つ。
あっれ~?なんで2つ???
う~~ん・・・もっかい測りましょう
・・・と、ふたたび計測。
どうやらどっちのサイズかきわどいサイズだったようで
が悩みながらも、サイズを決め、それを履くことに。
では、着替えておいてください
と、去ってく看護士さん。
着替え始める私。
・・・。なんじゃこの上着。浴衣っぽく着るにもヒモがおかしい
ほかの家族は談話室で待機だけど夫のみ病室まで来てくれていた
夫とあーだこーだ言いながら、変だと自覚はあるものの
手術着だし、寝転んだらパッと脱げるようになってるんしょ
これでオッケ~っしょ~
と、明らかに変なままオッケーなことに。
で、次、弾性ストッキング。
これまた、夫とともに悩む。
これかかと入れるようなとこ2つあるで・・・
どっちに入れるん・・・?
こっちちゃん?
あーだこーだと片足だけ履いてみる。
さすがに心配だったので、
履き方合ってるか看護さんに見せてくるわ
・・・とナースステーションに駆け込む。
看護士さーん。
弾性ストッキングの履き方、これで合ってるんやろか?
履いたほうの足を見せる。
したらば・・・
ドッと笑いが
kurutaccoさん、天然すぎる~~~!アハハハハ
えええええっ いや普通初めてなんだからわからんしょ
病室いきましょか
お世話オカケシマス・・ オネガイシマス・・
結局のところ、手術着も弾性ストッキングも両方間違ってました
まぁでも笑い飛ばしてくれたおかげで、緊張はほぐれました
AM9:20 いざ出発
病室から手術室まで
手術室から病室まで
連れてってくれて連れ帰ってくれる看護士さんがとうとう登場
kurutaccoさん、では行きましょうか~
てくてくと歩いていく。看護士さんと私と夫でてくてく
両親、姉夫婦、お義母さんが待つ談話室に到着
みんな、心配そうだけど笑顔
ご家族のみなさんとは、こちらでお別れです
夫が離れて、家族たちのところへ
みんな、心配そうな笑顔で
がんばりや!いってらっしゃい!
と。
あかんたれな私はもう泣きかけ
最後、手術室へ行くため用のエレベーターに乗るとき
他の同時刻手術の方が付き添いの方と抱き合って泣いてる
あかーん 泣きそうなん堪えてるのに~
家族たちの顔みれない。
泣きたくなくて、泣きそうな顔見られたくなくて
急いでエレベーターへ。
AM9:30 手術開始
手術室へ向かうエレベーター内で一緒になった方は
しきりに怖い怖いと言っている。
うん、確かに怖い。
でも、そうやって隣で怖い怖いと言われると
私はしっかりせねば!ってモードにスイッチが入ってしまい
お互い、頑張りましょうね!
なんて言っちゃってる。
いやもう、ほんと、緊張で貧血起こしそうでした
ほどなく手術室が立ち並ぶエリアに到着。
病棟看護士さんとはここでお別れ。
手術室看護士さんにバトンタッチ。
本人確認のため、名前と生年月日を言わされる
緊張で声がうまくでない
看護士さんについて長い廊下を歩いてく。
何部屋か通り過ぎて、一番奥の部屋。
廊下も手術室も寒い・・・
部屋に入ると女医さんとY先生がすでにスタンバッてた
やっぱ知った顔があると安心する
おふたりへの挨拶もそこそこにベッドに誘導され、仰向けに寝転ぶ
頭のうえで、顔も見えない状態で
麻酔の担当されてもらう〇〇です よろしくお願いします
点滴の針刺させていただきますね
ここで痛いのはコレだけですからね
躊躇なく左手の甲にブッスリ でもあんまし痛くない
腕動かないように固定しますね~・・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・落ちた。
カウントすらなかったブーブー
どれだけ耐えれるかしたかったのにー
PM1:30 手術終了
ちなみに当日は、術後私には時間感覚がなく、
何時に戻ってきたよ~とか後で聞いてわかった
気分が悪くて目が覚める
朦朧としながらも
うげー やっぱ扁桃腺切ったときと同じで
麻酔後は気持悪い~~
ベッド動くと乗り物酔いみたくでしんどい~
と認識しており、エレベーターに乗せられる気配がしたので
目を開けて
エレベーターむり~~~ 気分悪い~~
と声出して抵抗。そんな抵抗、聞いてくれるわけもなく。
その時にエレベーター内に、夫と姉の顔が見えた!
気のせいか思ったけど、見えたので安心して
ゲボッと吐いて、再び眠りへ。夫、姉、ごめん
次、目を覚ましたら病室。
激しく寒い。やばいくらい寒い。
今まで感じたことないくらい寒い。
歯はガチガチ
足がバカだるくて、両膝を立ててたのだけど
その膝ですら寒さでガタガタ震えるふるえる
看護士さんが血圧測りたいから腕を伸ばせと言うのだけど
寒すぎて伸ばせません!
とにかく寒くて寒くてガタガタガチガチ
それと同時に、膀胱が痛い!
膀胱が痛い
と、言い続けてたら女医さんが現れて
ここですか?このあたりですか?
と、触診してくれるのだけど、触られると痛い!
そこです!
と、訴えるも緩和されない膀胱の痛み。
寒さは電気毛布などで対応してくれる
膀胱の痛みは、
尿道カテーテルからきてるのだと思うけどなかなか引かない
痛み止めの点滴が効くにつれ、少しはマシになるものの
それでも辛い痛み
看護士さんが何度もカテーテルの差し具合の微調整を
してくれたおかげで、数時間後には気にならないほどになりました。
看護士さん、天使。ほんとありがとう
強烈な寒気と膀胱の痛みは予想外だったけど
予想通りな下腹部の重い生理痛のような痛みもありました。
でもそれはガマンできる痛みで、痛み止めの点滴が始まると
ほぼ感じなくなりました
PM3:30 寝返り可能に
ずっと意識が朦朧としていたので、正直あんまり記憶がない
家族が病室に来たのか否かも覚えてない
みんないつ帰ったのかもわかんない
そんななか覚えてるのは・・・
寒さと暑さが交互にくるんで、それを訴えるたびに
姉が足元の毛布を上げたり~下げたり~
電気毛布のスイッチを切ったり~入れたり?してくれてたこと
ほんま感謝ですよ、姉さま
あとは夫が耳元で
無事終わったで。腹腔鏡やったで。
切った子宮の重さは600g?やったで。
筋腫が大きかったから取り出すのに時間かかったで。
・・・などと手術の詳細説明を報告してくれたこと。
入院前から術後に私に伝えてほしいことを先に依頼してたので
それらを律儀に報告してくれました
そして、予定通りの術後2時間で寝返り可能に。
ナプキンのように付けてる産褥パットなるものを初交換
交換してもらうために腰を浮かせる
激しい痛みを想像してたのだけど・・・痛くなーい!
パットの交換はこの後、何度かありましたが全て平気でした
身体を横に向けられるだけでも随分腰が楽でした。
ほんとは上半身を少し上げてほしかったのだけど、それは却下されました
PM4:30ごろ? 水分摂取開始
もう時間感覚はほんと覚えてません
手術前から術後のいろいろなことが時間単位で決まっていて
それ通りに進んでるなーと思った記憶だけがかすかにあるので
こんな感じの時間だと思います
ようやっと水分が取れることに。
喉が渇くって感覚は点滴のおかげでないものの
クチに物を入れれるだけで落ち着く
最初はほんの少量をクチに含み、うがい。
それが上手くできることを確認されたら
いざ
・・・
・・・・・・
歯磨き!
歯磨きなんぞ、今ぐらいええや~ん
と思いつつも、
きっと長時間開けっ放しだった口内環境はさぞ最悪なんだろう
・・・と歯磨きを寝ながら頑張る
そしてやっとこさお茶を飲める
ほんのちょっとクチに含んでゴックン
生き返るわ~
あ。このとき夫がいた記憶があるかも。
術前に前もって術後のアレコレを依頼してたひとつに
お茶の置き場所があったんだけど
それだと不便だったので、
結局頭の上にペットボトル置いてもらったのが夫だったような気が!
で、Y先生も様子を見に来てくれた
kurutaccoさん、膀胱痛いんやって~?
そうなんですよ~ なにかカテーテルが触ってるのかなぁ
今、カテーテルを取るわけにもいかないしねぇ
ですよね~ えらいことなりますよね~
看護士さんがいじってくれて少し楽なので
明日朝まで頑張りまっす
って感じの会話だった気がする。
そして・・・
夜間 ぐっすり眠れる予定だった夜
さすがに手術直後の夜だから、眠れるだろ~と思ってたけど
眠れた感ほぼなし
寒かったり~暑かったり~が思いのほか長引き
1時間おきにバイタル測定にきてくれる看護士さんに
布団の上げ下げをお願いしてました
下腹部痛や膀胱の痛みはおさまったものの
次に私を苦しめたのが
両手首、両足首を摑まれてる感
あ、寝れる~とうとうとし出すと
ズシ~~~~ンと足首と手首が重くなっていく
特に右足首がやばい。
常時何かに捕まれてる感。ベルトか何かを巻かれてる感。
術後は両足に血栓予防のため
空気が入ったり抜けたりするマッサージ器が装着されているけど
それが装着されてるからという違和感ではない
左足首は普通に耐えられる摑まれてる感。
右足首は無理
夜間担当看護士さんにずっと訴え続けるも・・・
おそらくこの血栓予防のマッサージ器が
患者さんたちに不評なんだろう
イヤだから取ってくれと言う患者さんが多いのだろう
そんなこと言ってもこのマッサージ器は朝まで取れませんよ
と、軽く、そしてきつめにあしらわれる。
回らない頭で、必死に考える。
ただのわがままじゃないことをどうやって伝えるか
ちがうんです・・・
左足は全然平気なんです 全然取ってほしいとか思いません
けど右足だけがどうしても変なんです・・・
で、やっと伝わる
看護士さんがいろいろやってみてくれる
これでどう?
今、右足首のところにベルトのようなものありますか?
ないですね・・・ なんでだろ・・・ これは?
え・・ほんとに今、足首つかんでません?
ぃぃぇ・・・ じゃぁこれは?
・・・と、弾性ストッキングを伸ばし直してくれたり、
それはもういろいろしてくださる。
私の夜中の
両足首、両手首、何かに摑まれてる感じがするんです~
右足首が特にひどいんです~~~
という、なんともホラー的不気味な訴えを根気よく対応してくださる
おかげさまさまで、なんとか耐えれる状態になった!
看護士さん、天使。
なんとか耐えれる状態になりはしたものの、
あくまでも「なんとか」な状態
マッサージ器を付けたまま、一晩中右足を動かしまくってました
動かすたびに、マッサージ器の線?がベッドの柵にあたって
ガシャーン ガシャーン って鳴るのよね~
同室の方には、ほんと迷惑な夜になったに違いない
申し訳なかったです。
あ。なんか今、また思い出した。
その右足首の違和感から夜間前からすでにマッサージ器ごと
右足をよく動かしては、ベッドの柵に線が引っかかって
ガシャンガシャン鳴らしてたんだけど
そのたびに引っかかりを解除して動かしやすいようにしてくれてた
姉と夫がいたような気がする!
はぁ~
もうほんと姉と夫には感謝だわ
そんなこんなで
手術日は麻酔とか点滴薬の影響でぐっすり眠れるだろー
楽勝らくしょう~
という私の思惑はまんまと外れ、再び眠れぬ長い夜となったのでした