幼稚園の先生に始まり、なんだかんだ好きになってた記憶はあるけど、ちゃんと想い出の伴った初恋というと小3から小4の時。
その子とはそこそこ仲良かったと自負してる。

小3〜小4の頃は仲良くなった人が転校するということが続き、転校ラッシュの最後を飾ったのが初恋の人だった。
小学生の、とくに当時では、転校というものは今生の別れであった。

長い年月が経ち、おれはKindle PWと出会う。
Kindle PWとの生活が始まると、漫画を買わなくなった。
Kindleで買ったほうが安いしスペース取らない……でもKindleで漫画を読むとなると見開きや微妙なタイムラグが気になる……。
そんなウダウダを経て、おれはKindleでは読めないジャンルのアメコミや絵本に手を出し始めた。

絵本情報を仕入れるようになって数ヶ月、そこであるニュースを見つける。

「イラストレーターの○○さんが絵本作家デビュー」
○○は初恋の人の本名。作家さんなので名前出したいけど、自分の恋の話では出せない。

よく学校の休み時間に絵を見せてもらってたけど、そのまま仕事にしてたとは、すごい。
今では絵本の続編や海外版も出てて、もはやゴイスーの域。

この思わぬ再会(一方的な)から、この人がグッズを出してるイベントを知り、イベントに興味湧いて行ってみたら、そこで別イラストレーターさんによるかわい子ちゃんと運命の出逢いを果たすことに。

初恋があったから、おつかいちゃん出逢えた。