イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立


 原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は、投票最終日の13日、投票率が50%を超えて成立した。開票が始まり、原発反対派が9割を超えて圧勝し、新規建設や再稼働が凍結される見通しとなった。投票不成立を目指したベルルスコーニ政権への大きな打撃となった。


 イタリア内務省は投票が締め切られた13日夕、暫定投票率が約57%に達したと発表。全国約6万カ所の投票所のうちの約2万カ所の暫定開票結果では、原発凍結賛成票が約94.5%を占めた。原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日午後の記者会見で「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と敗北宣言をした。

asahi.com


日本も原発にさよならを言わなければならないよ



ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」より


ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」 全編


先日の
「参議院行政監視 委員会」 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査
参考人:京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章氏

「東京の空気の中の1立米あたり数百ベクレル
東京のみなさんそういった放射性物質吸い込んでしまっている
内部被ばくに換算しますと、1時間あたり20マイクロシーベルトになってしまう」

小出裕章氏の資料3月15日 東京 210μSv/日



実はこんなに高い あなたの町の「本当」の放射線量 公式発表は「低く出る」よう細工をしていた

 福島原発からの距離もあまり過信しないほうがいい。放射性物質は、必ずしも同心円状に拡散するわけではない。「風向きなどの気象条件や、平地・山間地といった地形によって、高いレベルで汚染される『ホットスポット』が生まれる」(長崎大学先導生命科学研究支援センター教授の松田尚樹氏)からだ。
都内全域の放射線測定 日本共産党
Open-東京都線量

株式会社 K&F Computing Researchによる放射性物質移流拡散シミュレーション
左パネルは移流物質の濃度、右パネルは雨で落下した物質の(積算)濃度



日本人一人あたりの面積は3000平方メートルですから、1平方メートルあたり、100万ベクレルになります。

一方、法律では1平方メートルあたり40万ベクレルを越えたら「柵をしたりして立ち入りを制限する」必要が生じます。
つまり、残念ながら「宮城から東京までの地域で汚染されているところ」は、「すべて制限地域」とも言えるのです。
武田邦彦 (中部大学) 杉並の放射線