MBSニュース
福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量の問題です。文部科学省は27日、児童や生徒が学校内で受ける線量について、年間1ミリシーベルト以下を目標とすることを発表しました。
「改めて年間1ミリシーベルト以下を目指す」 (高木義明 文科相)
しかし、学校外を含めた放射線量の
年間20ミリシーベルト以内という基準は、依然として「変えない」としています。
この20ミリシーベルトをめぐっては、東京大学の小佐古教授が「受け入れられない」として内閣官房参与を辞任しました。
さらに、福島県に住む親たちが文科省を訪れ、抗議活動を行いました。
「はっきり言ってモルモットにされるのは耐えられない」
「自分の子どもを持つ親だったら、できるかぎり(放射線を)浴びさせたくない」(参加者)
なぜ、全体の基準は変えないのでしょうか。文科省のある幹部は我々の取材に対し、こう本音を漏らしました。
「全体の限度を年間1ミリにしたら、福島県内で義務教育ができなくなる」(文科省のある幹部)
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一定の放射線量を超えた学校は、校庭の表面の土を取り除く費用のほぼ全額を国が負担するなど
ある程度の進展は見られるが・・・どうなのだろうか?
福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量の問題です。文部科学省は27日、児童や生徒が学校内で受ける線量について、年間1ミリシーベルト以下を目標とすることを発表しました。
「改めて年間1ミリシーベルト以下を目指す」 (高木義明 文科相)
しかし、学校外を含めた放射線量の
年間20ミリシーベルト以内という基準は、依然として「変えない」としています。
この20ミリシーベルトをめぐっては、東京大学の小佐古教授が「受け入れられない」として内閣官房参与を辞任しました。
さらに、福島県に住む親たちが文科省を訪れ、抗議活動を行いました。
「はっきり言ってモルモットにされるのは耐えられない」
「自分の子どもを持つ親だったら、できるかぎり(放射線を)浴びさせたくない」(参加者)
なぜ、全体の基準は変えないのでしょうか。文科省のある幹部は我々の取材に対し、こう本音を漏らしました。
「全体の限度を年間1ミリにしたら、福島県内で義務教育ができなくなる」(文科省のある幹部)
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一定の放射線量を超えた学校は、校庭の表面の土を取り除く費用のほぼ全額を国が負担するなど
ある程度の進展は見られるが・・・どうなのだろうか?

