7月の3連休最終日「海の日」に、姫路市立動物園のカラカル・クルンに会いに行きました。

 

この日の予報は雨。だからいいんです。雨の日のクルンは、いつもとは違った動きをするような気がします。というわけで、「朝×小雨」のクルンを見てみましょう。

 

開園20分後に到着。やはり定位置の木箱にいないな、と思ったらプリンセスベッドにいました。ここを使っているのを見るのは久しぶりです。顔を半分隠しながらもジッとこちらを観察していて、抜かりないカラカルさんです。

 

たまに手前の棚へ移動することも。お客さんが来ると注目して、時に「シャーッ!!」と威嚇を浴びせます。

 

カラカル舎の辺りをウロウロしていると、鳥類がたまに鳴きますね。クジャクは本当に「ニャー」と鳴きますが、字にすればそんな感じなだけで、ネコよりもずっと強そうな迫力ある声です。

 

ミナミジサイチョウの鳴き声はSNSで聴いたことがあり、ある人が「映画、映画館」と空耳をコメントしていましたが、本当に「映画、映画館」と言っているみたいに鳴きます。

 

さてカラカル舎へ戻ります。どこにいるでしょうか?

 

この位置にいるのは初めて見ました。といっても、別に調子が悪そうなわけではありません。お客さんが割とドドッと来たから隠れてしまったのか。冬ごろに脱毛してしまったしっぽは、今は治っていますね。

 

正解はココです。しっぽがちょっと見えます。

 

10時台のクルンは、下をウロウロ、パトロールしている様子でした。ただしお客さんが近寄ると、いつもの木箱に戻ります。

 

カラカル舎には、たまにスズメやチョウチョがお邪魔しています。「狩られてしまうんじゃないか……」と思って見ていましたが、クルンは特に興味を示さない様子。動物園でもらえているお肉よりも美味しそうには見えないからかな。

 

11時ごろ、クルンは定位置の箱に。まどろみタイムに入ります。目が合うとまばたきをするので、こちらもまばたきを返します。

 

この投げ出されたおみあしが、コーヒークリーム生地とコーヒー豆みたいだな、と思って見ていました。10歳のネコ科といえども若々しいです。

 

さて、だいぶ蒸し暑くなってきたので、こちらは12時ごろに退散しました。

クルンも暑そうに口を開け、呼吸が速くなっていた模様。猛暑の夏も乗り切ってほしいな。