2024年6月29日にリニューアルオープンした「ごかつら池どうぶつパーク」(三重県多気郡多気町)。こちらにもカラカルがいます。マックという愛称の、オスの個体です。

 

オープン初日は混雑しそうなので避けて、別の日にさっそく駆けつけてみました。

 

こちらが新しいカラカル舎です。出入口と同じゾーンにあり、通路を挟んで向かいには、空調のきいた休憩室があります。

 

カラカル舎が広い。そして野生の環境を意識したつくりになっていて、充実しています。さて、マック君はどこに?

 

植栽の中に隠れて寝ていました。以前のカラカル舎でも隠れ上手だったので、相変わらずのご様子です。

 

さて、マック君が気持ちよさそうに寝ていることですし、動物園全体を歩いてみることにします。

 

斜面のところにゆったりしたスロープがあり、丘の上のヤギやアルパカ、ヒツジのいるゾーンへ行けます。

 

ヤギがのんびり過ごしており、自然豊かな眺めも楽しめます。

 

奥の立入禁止ゾーンに、旧カラカル舎が見えました。あの建物の左側に、少し前までマック君が暮らしていました。リニューアルされてよかったなぁ。よりカラカルらしい姿が見られそうです。

 

午後になって起きたマック君。園長さんによると、隣にある落ち葉プールがお気に入りの様子なのだそうです。岩にスリスリとにおいづけする様子も見られました。

 

マック君は体色が砂色で、お腹は雪のように白いです。耳の房毛は他園のカラカルと比べると短め。どこか猫っぽい雰囲気ですが、人慣れはしておらず、飼育員さんでも直接触れることはないそうです。

 

こんどは角のところでおやすみになりました。

 

こちらも休憩室で少し休むことにします。入口でもらった園のパンフレットで知ったのですが、どうぶつパークへの公共交通機関でのアクセスに、町営エリアタクシー「でん多」が使えるそうです(詳しくは多気町HP「多気町の公共交通について」)。

 

行きは最寄りの佐奈駅から徒歩で30分少々でしたが、暑い中だと途中で気が遠くなります。帰りはこれに乗って帰ることにしよう、とその場で電話予約しました。五桂池ふるさと村バス停から多気駅まで300円、なんとも破格です!

 

夕方近く、マック君が起きて手前まで来てくれました。お手々がクリームパンのようです。

 

ちなみにマック君は、姫路のクルンちゃんのように目が合うとまばたきで挨拶、はしません。目が合うと基本ガン見です。それもまたかわいいです。カラカルにもいろいろいるんだなぁ、と。

 

そして手前のコンクリートで爪研ぎをするマック君。旧カラカル舎でもこうして手前まで来て爪研ぎをすることがあったなぁ。変わっていない。新しいカラカル舎にも慣れているようでよかったです。

 

そして閉園の16時半より少し前、ゆっくりした足取りでお帰りになりました。