梅雨と夏が本格化する前に、気候が良いうちにまた会いたい!ということで福山市立動物園に行ってきました。

 

カラカルのカーラさん(♀)が住んでいます。姫路市立動物園にいるクルンのお母さんで、現在15歳です。

 

朝、到着した際は起きていて箱から顔を覗かせていましたが、午前中はよく寝ていたカーラさん。以前だったらガラス前を行ったり来たりしていたのに、あの活発さがありません。お年を召したのだろうか……?

(顔を隠しておやすみになられているところ)

 

隣のサーバル舎はディーン君。「るるるるるる、ニャア!」とよく鳴きます。オスにしてはやや小柄?で、かわいらしいサーバルさんです。

(出入口のほうを見て、どことなく帰りたそうにしているディーン君)

 

昼すぎごろ、担当飼育員さんがライオンとピューマのところにいたので、「カーラさんずっと寝ていますね」と体調について聞いてみました。飼育員さんによると、食欲や便などに異常は見られないとのこと。お客さんが少ないとあまり動かないのでは、ともおっしゃっていました。

 

病気ではないようで、一安心。去年、オスのカール氏が14歳で亡くなってしまったので、やはりシニアの年齢になるとファンとして不安が募る部分はありますね。

 

ライオンのラヴィさん、元気そうでした。もうすぐ21歳と、超長寿のおばあちゃんです。飼育員さんによると、去年は食欲が落ちてだいぶ危ない状況だったそうですが、持ちこたえました。

 

(ガラス越し、隅のほうでおやすみになられているところ)

 

ピューマのビンカーン氏も相変わらずです。人が少なめだと手前に出てきてくれますが、基本的にはすみっこにいます。

 

 

さて、カラカル舎に戻ると太陽が西へ傾いていて、カーラさんはメッシュ越しにひなたぼっこをしていました。やはり午後はこの場所がお好きなんだな~。

 

頭を起こした状態でまどろんでいることもあれば、頭を地面につけて爆睡していることもあります。お客さんが来ると耳を動かしたり、顔を起こしたりして反応しています。

 

お昼寝から目覚め、木箱へ戻ったカーラさん。美猫っぷりは変わっていません。木箱の底に敷き詰められた落ち葉をくわえてはパラパラ落とす、という謎の動きを繰り返していました。落ち葉を食べているわけではないようです。

 

そして閉園の時刻が近づいてきました。カーラさんは15時50分ごろから出入口付近でスタンバイ。軽くパトロールもします。

 

カーラさんはご退勤前、チラッとこちらを見てくれる気がします。ファンだからそう思い込んでしまうのか、一応お客さんをやや警戒気味に気にしているのか。青い瞳が美しいです。

 

16時すぎ、ドアが開いてカーラさんはお帰りになられました。